ワイヤレスマウスのおすすめランキング
公開日
この記事の結論
- 1
Signature Plus M750
★ 4.6
1台目にも買い替えにも、迷ったらこれでいい人
- 2
MX Master 4
★ 4.6
重さを許容できて、作業効率を最優先する人
- 3
MX Anywhere 3S
★ 4.4
カバンに常駐させる2台目が欲しい人
- 4
ERGO M575SP
★ 4.4
机が狭い人、マウスを動かす動作そのものを減らしたい人
- 5
M240 Silent
★ 3.9
USBポートを1つも空けたくない人、安く静かに済ませたい人
各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

目次
結論から書きます。迷ったら Logicool Signature Plus M750 で間違いありません。 レシーバーとBluetoothの両方が使えて、単3電池1本で最長2年もち、クリック音も静かです。1日中使うなら MX Master 4、持ち歩くなら MX Anywhere 3S。
ただし最初に整理すべきは製品名ではなく、接続方式です。ここを外すと、何を買っても不満が残ります。
2.4GHzレシーバーとBluetoothは何が違うのか
ワイヤレスマウスの接続方式は大きく2つです。カタログでは並列に書かれていますが、実務上の使い勝手はかなり違います。
2.4GHzレシーバー(ロジクールなら Logi Bolt) は、USBポートに小さな受信機を挿して使う方式です。利点は2つ。スリープからの復帰が速いことと、混雑した無線環境でも取りこぼしが少ないことです。専用の通信路を確保しているので、Wi-Fiや他のBluetooth機器が飛び交うオフィスでもカーソルが飛びません。
欠点もはっきりしています。USBポートを1つ占有します。 最近の薄型ノートPCはポートが2つしかないことも珍しくなく、そこに1つ持っていかれるのは地味に痛い。そしてレシーバーは小さく、なくすと面倒です。
Bluetooth は受信機が要りません。ポートを塞がず、PC・タブレット・別のPCと複数台を切り替えて使う運用がしやすいのが最大の利点です。
代わりに、しばらく触っていない状態から動かしたとき、カーソルが動き出すまで一瞬の間があります。 数百ミリ秒の話ですが、1日に何十回も起きるので体感には残ります。また環境によっては接続が不安定になることがあり、そのときの切り分けはレシーバー接続より難しいです。
いま売れている機種の多くは両対応です。M750・MX Master 4・MX Anywhere 3S・M575SP はいずれもレシーバーとBluetoothの両方が使えます。この記事で唯一の例外が M240 Silent で、こちらはBluetooth専用です。安い代わりに、あとから運用を変えられません。
電池式と充電式、どちらを選ぶか
もうひとつの分岐が電源です。これは性能の優劣ではなく、運用の好みの問題です。
電池式(単3形1本) は、公称で1年から2年もちます。この長さになると充電という概念が消えます。切れたときも電池を差し替えれば数十秒で復帰する。M750・M575SP・M240 がこちらです。
充電式(USB Type-C) は電池を買い足す必要がなく、本体もすっきりまとまります。MX Master 4 と MX Anywhere 3S がこちらで、公称ではフル充電から最長70日、1分の充電で3時間使えるとされています。数か月に一度、充電のことを考える日が来る、という運用です。
判断は単純です。出先で切れたときにコンビニで解決したいなら電池式、ケーブルで解決したいなら充電式。 それ以上の差はありません。
ワイヤレスマウスおすすめランキング5選
各製品の評価は「接続の安定性/電池の持ち/静音性/手への収まり/コスパ」の5項目・5点満点で統一しています。総合評価は単純平均ではなく、人に勧めるときの優先度を反映した編集判断の点数です。
評価
- 接続の安定性
- 4.5/5
- 電池の持ち
- 5/5
- 静音性
- 4.7/5
- 手への収まり
- 4.2/5
- コスパ
- 5/5
ここが良い
- レシーバーとBluetoothの両方に対応し、環境が変わっても使い回せる
- 単3電池1本で最長2年。充電を意識する場面がまったくない
- クリック音が大幅に小さく、オンライン会議中でも気にならない
- S/MとLの2サイズ展開があり、手の大きさに合わせられる
ここは惜しい
- Easy-Switchの切替ボタンが底面にあり、持ち上げないと切り替えられない
- ホイールは機械式なので、回したときのラチェット音は残る
- 形状はシンプルで、手を包み込むようなホールド感はない
接続方式でも電源でも妥協しなくていい、という理由で1位です。
レシーバーとBluetoothの両方が使え、Easy-Switchで3台まで切り替えられます。電源は単3電池1本で、レシーバー接続なら公称で最長24か月。「充電を忘れて朝いきなり動かない」という事故が構造的に起きません。
クリック音も静かです。オンライン会議中に押しても、音を気にして手が止まることがありません。S/MとLの2サイズ展開があるので、手が大きくて既製品が窮屈だった人にも逃げ道があります。
不満点を1つ挙げるなら、Easy-Switchの切替ボタンが底面にあることです。持ち上げないと切り替えられないので、頻繁にPCを行き来する人は少しもたつきます。ホイールも機械式なので、回したときのラチェット音は残ります。
より詳しい使用感はSignature Plus M750の単体レビューにまとめました。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 接続の安定性
- 4.7/5
- 電池の持ち
- 3.8/5
- 静音性
- 4.5/5
- 手への収まり
- 4.6/5
- コスパ
- 3.6/5
ここが良い
- MagSpeedホイールは高速回転させてもラチェット音がほとんど出ない
- 付属レシーバーがUSB Type-Cで、最近のノートPCに変換なしで挿さる
- 手のひら全体が乗る形状で、長時間でも支える力が要らない
ここは惜しい
- 約150gと重く、持ち運びには明確に向かない
- 5製品のなかで価格が最も高い
- 充電式なので、出先で切れたら充電ケーブルが要る
1日中デスクで使うなら、これが最も作業が速くなります。
MagSpeedホイールは電磁式で、勢いよく回すと長い文書やコードを一気に流せます。しかも高速回転させてもラチェット音がほとんど出ません。 横スクロール用のサムホイールもあり、表計算や広いタイムラインを扱う人には効きます。
付属レシーバーがUSB Type-Cになったのも実務的な改善です。USB-Aポートが1つもないノートPCでも、変換アダプタなしで挿さります。
2位にした理由は明確で、約150gという重さと価格です。持ち歩く用途にはまったく向きません。据え置き前提であれば、この重さは安定感として働きます。
先代からの変更点は限定的なので、MX Master 4 と 3S の違いを整理した記事で価格差に見合うかを判断してから買うことを勧めます。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 接続の安定性
- 4.6/5
- 電池の持ち
- 3.8/5
- 静音性
- 4.5/5
- 手への収まり
- 3.6/5
- コスパ
- 4.1/5
ここが良い
- 上位機と同じ電磁式ホイールと静音クリックを小型ボディに載せている
- ガラス天板でも動くセンサーで、出先の机を選ばない
- 約99gと軽く、カバンに入れても負担にならない
ここは惜しい
- 手が大きい人には小さく、長時間だと指が縮こまる
- 充電式のため、電池切れの復帰には時間ではなくケーブルが必要
- 小型のわりに価格は高めで、コスパは良くない
持ち歩く前提なら、この記事のなかで1位になる機種です。
約99gの小型ボディに、上位機と同じ電磁式ホイールと静音クリックが入っています。ガラス天板でも動くセンサーなので、カフェやホテルの机を選びません。カバンに入れっぱなしにする2台目として、これ以上の完成度のものは思い当たりません。
3位にとどめたのはサイズとコスパです。手が大きい人には明確に小さく、長時間の作業では指が縮こまります。小型のわりに価格は上位機に近く、費用対効果という点では M750 に負けます。
据え置き用と持ち運び用で2台持ちにするなら、M750 か MX Master 4 との組み合わせが自然です。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 接続の安定性
- 4.4/5
- 電池の持ち
- 4.8/5
- 静音性
- 4.6/5
- 手への収まり
- 4/5
- コスパ
- 4.9/5
ここが良い
- 本体を動かさないので、机が狭くても操作範囲が足りなくならない
- 手首から先を動かさずに済み、前腕のねじれと肩の負担が減る
- 乾電池式で、充電のために作業を止める必要がない
ここは惜しい
- 親指を酷使するため、親指側に不安がある人には向かない
- チルトホイールがなく、横スクロールができない
- 慣れるまでの数日は明確に作業速度が落ちる
ここだけ毛色が違います。マウスを滑らせるスペースが確保できないなら、答えはトラックボールです。
本体を動かさないので、必要な設置面積が最小で済みます。書類を広げた机の隅でも操作でき、手首から先を動かさないぶん前腕のねじれと肩の負担も減ります。 静音クリックも入っているので、会議中の音も気になりません。乾電池式で、充電のために作業を止める必要もない。
4位にしたのは万人向けではないからです。親指を酷使するので、親指側に不安がある人には勧められません。チルトホイールがなく横スクロールもできません。そして慣れるまでの数日は確実に作業速度が落ちます。
手や手首の痛みが動機で買い替えを考えているなら、原因の切り分けを先にしてください。マウスで手首が痛いときの対策に手順を書いています。操作方式ごとの向き不向きはトラックボールを操作方式で選ぶ記事にまとめました。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 接続の安定性
- 3.4/5
- 電池の持ち
- 4.5/5
- 静音性
- 4.6/5
- 手への収まり
- 3.6/5
- コスパ
- 4.8/5
ここが良い
- Bluetooth専用なのでUSBポートを一切占有しない
- 左右対称形状で、左手でも同じように使える
- この静音性能と電池寿命でこの価格帯という一点が強い
ここは惜しい
- レシーバーが使えないため、復帰の遅さは受け入れるしかない
- ボタンが少なく、戻る/進むの割り当てができない
- 小型軽量ゆえ、長時間のメイン運用には手が疲れる
Bluetooth専用という割り切りが、そのまま長所にも短所にもなっている1台です。
レシーバーが付属しないのでUSBポートを一切使いません。ポートが2つしかないノートPCで、片方が充電、もう片方がハブで埋まっている——という人には、これが唯一の解になります。単3電池1本で公称最長18か月、静音クリックも入って、この価格帯です。
弱点は接続方式の裏返しです。しばらく放置したあとの復帰の遅さは、レシーバー接続の機種にはっきり負けます。 ボタンも少なく、戻る/進むの割り当てはできません。小型軽量ゆえ、1日8時間握るメイン機としては手が疲れます。
サブ機や持ち出し用にもう1台だけ足したい、という用途なら費用対効果は5製品で最も高いです。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
5製品を横並びで比較する
| 項目 | イチオシLogicoolSignature Plus M750 | LogicoolMX Master 4 | LogicoolMX Anywhere 3S | LogicoolERGO M575SP | LogicoolM240 Silent |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合評価 | 4.6/5 | 4.6/5 | 4.4/5 | 4.4/5 | 3.9/5 |
| 接続方式 | Logi Bolt レシーバー(2.4GHz)/Bluetooth | Logi Bolt レシーバー(USB Type-C・2.4GHz)/Bluetooth LE | Logi Bolt レシーバー(2.4GHz)/Bluetooth | Logi Bolt レシーバー(2.4GHz)/Bluetooth | Bluetoothのみ(レシーバーは付属しない) |
| 電源 | 単3電池1本。レシーバー接続で最長24か月/Bluetoothで最長20か月 | 充電式(USB Type-C)。フル充電で最長70日/1分充電で3時間使用 | 充電式(USB Type-C)。フル充電で最長70日 | 乾電池式(単3形1本) | 単3電池1本で最長18か月 |
| 静音 | SilentTouch(クリック音を従来比90%低減) | 静音クリック | 静音クリック | 静音クリック(従来モデル比で約80%低減) | 静音クリック(従来比90%低減) |
| サイズ・重量 | 約103g(S/Mサイズ)。Lサイズは約117g | 約150g・大型(約128.15 × 88.35 × 50.8 mm) | 約99g・小型(約65 × 100.5 × 34.4 mm) | 本体を動かさないため、必要な設置面積が最小 | 約73.8g・小型の左右対称形状 |
| 多台数切替 | Easy-Switchで3台(切替ボタンは底面) | 3台切替。Flow対応でPC間をカーソル移動だけで横断できる | 3台切替。Flow対応 | レシーバーとBluetoothの2系統を切り替え | なし(1台のみ) |
| ホイール | SmartWheel(機械式。勢いよく回すと高速スクロールに切替) | MagSpeed(電磁式)+横スクロール用サムホイール | MagSpeed(電磁式) | 機械式(チルトなし・横スクロール非対応) | 機械式 |
| 向いている人 | 据え置きでも持ち出しでも使う、標準的な1台が欲しい人 | デスクに据え置いて1日中使う人 | 外出先やカフェで作業する時間が長い人 | マウスを滑らせるスペースが確保できない人 | サブ機や持ち出し用に、もう1台だけ足したい人 |
| こんな人に | 1台目にも買い替えにも、迷ったらこれでいい人 | 重さを許容できて、作業効率を最優先する人 | カバンに常駐させる2台目が欲しい人 | 机が狭い人、マウスを動かす動作そのものを減らしたい人 | USBポートを1つも空けたくない人、安く静かに済ませたい人 |
| 購入先 |
サイズは「手の長さ」より「持ち方」で決まる
サイズ選びで失敗する人の多くは、手の大きさだけで判断しています。実際に効くのは持ち方です。
かぶせ持ち(手のひら全体をマウスに乗せる)なら、大きめのマウスが合います。支える力が要らず、長時間でも疲れにくい。MX Master 4 はこの持ち方を前提にした形状です。
つかみ持ち・つまみ持ち(指先で操作する)なら、小さめが合います。大きいマウスをつまむと手首に無理がかかります。MX Anywhere 3S や M240 Silent が向くのはこちらです。
自分がどれか分からない場合は、いま使っているマウスに手を置いて写真を撮ってください。 手のひらがマウスに接地していればかぶせ持ち、浮いていればつかみ持ちです。
M750 のように S/M と L のサイズ展開がある機種は、この判断を後から救ってくれます。サイズ展開があること自体が選択肢の広さであり、通販で試せない以上は無視できない要素です。
ワイヤレスで起きるトラブルと対処
有線から乗り換えると、最初に戸惑うのはこの3つです。
動き出しがワンテンポ遅い。 省電力状態からの復帰です。Bluetooth接続で顕著に出ます。気になるならレシーバー接続に切り替えてください。両対応の機種を勧めているのは、こうしたときに逃げ道があるからです。
USBハブ経由でレシーバーを挿すと不安定。 ハブの品質や電力供給が原因のことがあります。PC本体のポートに直挿しして症状が消えるかを確認してください。これで切り分けができます。
電池残量が分からない。 ロジクール製なら Logi Options+ で残量が見えます。電池式は残量が読みにくいので、予備の単3電池を引き出しに1本入れておくのが最も確実な対策です。
なお、クリック音が気になって買い替えを検討しているなら、静音性だけを軸に選び直したほうが早いです。静音マウスを4軸で順位付けした記事に、マウスの音源が3つあるという話から書いています。ロジクール製品のなかでの位置づけを整理したい場合はロジクールのマウスを用途別に比較した記事も参考にしてください。
まとめ
決め方はこの順番です。
- 接続方式を決める — 据え置きならレシーバー、持ち歩くならBluetooth、迷うなら両対応
- 電源を決める — 充電を意識したくないなら電池式、電池を買いたくないなら充電式
- 持ち方に合うサイズを選ぶ — かぶせ持ちなら大きめ、つまみ持ちなら小さめ
この3つを通すと、多くの人は Signature Plus M750 に着地します。両対応で電池2年、サイズ展開もあり、静音。特定の不満がない限り、これを外す理由が見つかりません。
そのうえで、1日中デスクで使うなら MX Master 4、持ち歩くなら MX Anywhere 3S、机が狭いなら ERGO M575SP、ポートを空けたいなら M240 Silent。先に条件を1つ決めてから製品名を見るのが、いちばん早い選び方です。



