左利き用マウスのおすすめと選び方
公開日
この記事の結論
- 1
EX-G 左手用 Mサイズ M-XGM31DBSKBK
★ 4.5
左手専用に設計された形を最優先したい人。左利きで一日中マウスを握る事務・在宅ワーク向け
- 2
MX Anywhere 3S
★ 4.4
左手で使える高機能マウスが欲しい人。左右対称シェイプのまま高速スクロールとカスタマイズ性を取りたい場合
- 3
SlimBlade Pro
★ 4.2
左右どちらの手でも同じように使いたい人。マウスを動かすスペースを取れないデスクで左手操作に移りたい場合
- 4
EX-G 左手用トラックボール M-XT4DRBK-G
★ 4.1
左手の親指でボールを回したい人。国内で正規に買える数少ない左手専用トラックボールを探している場合
- 5
PEBBLE MOUSE 2 M350s
★ 3.9
まず安く左手運用を試したい人。サイドボタンを使わない前提で、左右対称の素直な形が欲しい場合
各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

目次
結論から書きます。左利き用マウスは製品数が少なく、実質の選択肢は「左右対称形」です。 左手専用に設計されたものはエレコムのEX-G 左手用シリーズがほぼ唯一のまとまったラインで、それ以外は左右対称のシェイプから、左手でも押せるボタン配置のものを選ぶことになります。
左利き用マウスが少ないのは、形の設計に理由がある
売れ筋ランキングを上から見ていくと、左手で使える製品はほとんど残りません。上位に並ぶのは右手用のエルゴノミクス形状ばかりで、そこから「左手で使えるか」という条件をかけると、候補は一気に数製品まで絞られます。
理由は形にあります。エルゴノミクスマウスは、右手の骨格に合わせて側面の傾きと親指の窪みを非対称に作っています。この非対称は右手にとっての最適化なので、左手に持ち替えると窪みが薬指側に来て、そのまま逆に働きます。 手に馴染むはずの形が、いちばん合わない形になるわけです。
そして左手用を作るには、反転した金型を別に起こす必要があります。需要はあるのに製品が出てこないのは、この製造コストが規模に見合いにくいからです。
だから現実的な進め方はこうなります。
- 左手専用に設計された数少ない製品を第一候補にする
- それが合わなければ、左右対称のシェイプから選ぶ
- 対称形の中でも、サイドボタンの位置でさらに絞る
当サイトのマウスのおすすめをはじめ、マウス記事はいずれも右手で操作する前提で書いています。この記事はその前提が当てはまらない人向けの補完です。
左手で使えるかを決める4つのチェック
1. 上から見た輪郭が左右対称か
まずここです。輪郭が対称なら、左右どちらの手に乗せても形が逆向きに働きません。 逆に、片側だけが大きくえぐれている、片側にだけ親指置き場が張り出している、といった形は右手専用と考えてください。
判断に迷ったら、製品写真を真上から見た画像で確認します。側面写真だと非対称が分かりにくく、正面写真では判別できません。
2. サイドボタンがどちら側にあるか
「左右対称=左手対応」ではありません。 ここが最も見落とされます。
進む・戻るのサイドボタンは、右手の親指が来る本体左側面に配置されるのが普通です。輪郭が対称でも、この配置が変わらない製品は多い。左手で握ると、サイドボタンは薬指と小指の側に来ます。指の構造上、この位置のボタンは押せません。
形状こそ左右対称でも、サイドボタンが左側面にしかない機種は珍しくありません。ゲーミングマウスの比較で扱った軽量な左右対称機の多くがこの構成です。速く大きく振るための対称形であって、左手のための対称形ではない、ということです。
取れる選択肢は3つです。
- サイドボタンが右側面にもある製品を選ぶ(左手専用機に多い)
- サイドボタンがそもそも無い製品を選ぶ(押せないボタンが発生しない)
- サイドボタンを使わない前提で割り切る
3. ボタンの割り当てを入れ替えられるか
左右対称マウスを左手で使うと、人差し指が「右クリック」の位置に来ます。ここは設定で入れ替えます。手順は次の見出しにまとめました。
メーカー製ユーティリティで割り当てを変えられる製品なら、OSの設定を触らずに済みます。右手用マウスと併用する人ほど、この差が効いてきます。
4. トラックボールは「どの指で回すか」で決まる
トラックボールを検討しているなら、方式を先に見てください。
- 親指操作型 — 親指の位置に合わせて本体が非対称になるため、ほぼすべて右手専用
- 人差し指・手のひら操作型 — ボールが中央に来るので左右対称になりやすく、左手でも成立する
つまり左手でトラックボールを使うなら、人差し指操作型のほうが選びやすいということです。当サイトのトラックボールの比較でも親指型を上位に置いていますが、あれは右手前提の評価です。左手では順位が変わります。
OSでボタンを左右入れ替える手順
左右対称マウスを左手で使う場合、この設定が前提になります。
- Windows — 設定>Bluetoothとデバイス>マウス>「主に使用するボタン」を「右」に変更
- macOS — システム設定>マウス>「副ボタンのクリック」を「左側をクリック」に変更
どちらも標準機能なので、追加のソフトは不要です。
もうひとつ注意点があります。OSの設定は接続しているすべてのマウスに効きます。 右手用マウスと持ち替えて使っている場合、片方を合わせるともう片方が狂います。併用するなら、OSではなくマウス側のユーティリティで割り当てを変えるほうが安全です。
左利き向けマウスおすすめ5選
各製品の評価は「左手適性/手のフィット/ボタンの使いやすさ/静音性/導入しやすさ」の5項目・5点満点で統一しています。総合評価は単純平均ではなく、左手で使う前提での優先度を反映した編集判断の点数です。
なお、右手前提の評価では上位に来る製品でも、ここでは順位が下がります。左手適性を最優先の軸に置いているためで、製品そのものの出来を否定しているわけではありません。
評価
- 左手適性
- 5/5
- 手のフィット
- 4.5/5
- ボタンの使いやすさ
- 4.5/5
- 静音性
- 5/5
- 導入しやすさ
- 4.5/5
ここが良い
- 左右ボタンの配置そのものを反転させた左手専用設計で、人差し指で主操作ができる。左右対称マウスのように「ボタン入れ替えを毎回意識する」必要がない
- 進む・戻るボタンが左手の親指側(本体右側面)に来るため、左手でサイドボタンが実際に押せる数少ないマウス
- 左右ボタンに静音スイッチを採用。会議中や夜間の作業でもクリック音が響きにくい
- S/M/L/XLの4サイズ、有線/2.4GHz/Bluetoothの3方式が揃っており、手の大きさと接続環境に合わせて選べる
- BlueLEDセンサーで木目やガラス天板でも動作しやすい
ここは惜しい
- エルゴノミクス寄りの非対称形状のため、右手では実質的に使えない。家族や同僚との共用には向かない
- 2.4GHz無線モデルはレシーバー用のUSB-Aポートが必要。USB-Cのみのノートではハブが要る
- 高機能マウスのような多ボタン・高速スクロールは持たない。5ボタンで足りない用途には物足りない
- OS標準のボタン入れ替え設定をしてしまうと配置が二重に反転するため、初期設定でつまずきやすい
左手専用に金型から設計されているという一点で、他と土俵が違います。
左右ボタンの配置そのものが反転しているので、左手の人差し指がそのまま主操作になります。左右対称マウスのように「今はどちらが左クリックか」を意識する必要がありません。
決定的なのはサイドボタンです。進む・戻るが本体右側面、つまり左手の親指側に来ます。左手でサイドボタンが実際に押せるマウスは、この記事の5製品でもこれと後述の左手用トラックボールだけです。ブラウザとフォルダ操作の速度は、ここで大きく変わります。
左右ボタンには静音スイッチを採用しています。会議中や夜間でもクリック音が響きにくく、静音マウスの比較で見た水準の使い方ができます。加えてS/M/L/XLの4サイズと有線/2.4GHz/Bluetoothの3方式が揃っており、手の大きさと接続環境で選べます。左手用でこれだけの選択肢があるシリーズは他にありません。
重量は約91g(メーカー公表値)です。
弱点は明確です。非対称形状なので右手では実質的に使えません。 家族や同僚と共用する机には置けません。2.4GHz無線モデルはUSB-Aポートが必要で、USB-Cのみのノートではハブが要ります。5ボタンなので、多ボタンや高速スクロールを求める用途には足りません。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 左手適性
- 3.5/5
- 手のフィット
- 4/5
- ボタンの使いやすさ
- 3/5
- 静音性
- 4.5/5
- 導入しやすさ
- 3.5/5
ここが良い
- 上から見た輪郭が左右対称に近く、左手に乗せても形が逆向きに働かない。左右非対称のエルゴノミクス機と違い、左手で握っても指の逃げ場が確保される
- MagSpeed電磁気スクロールで、長い表やコードを一気にたぐれる。左手運用でも操作量そのものを減らせるのは大きい
- Darkfieldセンサーでガラス天板の上でも動く。マウスパッドを左側に置き直す手間がいらない
- Logi Options+でボタンを個別に割り当てられるため、左手用の配置に作り替えられる
- 静音クリックで、押し込み音が小さい
ここは惜しい
- サイドボタンが本体左側面にしかない。左手で持つと親指ではなく薬指側に来るため、進む・戻るがほぼ使えなくなる
- 形は対称寄りでも、ホイール脇のボタン配置は右手前提。左手だと押しづらい位置に残るものがある
- 小型軽量な設計のぶん、手が大きい人には低く感じやすい
- 充電式で電池交換ができない。バッテリーが劣化したら本体ごとの買い替えになる
左手で使える高機能マウスという条件では、これが現実的な上限です。
上から見た輪郭が左右対称に近く、左手に乗せても形が逆向きに働きません。非対称のエルゴノミクス機のように指の逃げ場が潰れることがない、という意味での対称です。
機能は上位機の水準です。MagSpeed電磁気スクロールで長い表やコードを一気にたぐれるので、左手運用でも操作量そのものを減らせます。 慣れない手で使うほど、この効果は大きくなります。Darkfieldセンサーでガラス天板でも動くため、マウスパッドを左側に置き直す手間もありません。Logi Options+でボタンを個別に割り当てられるので、左手用の配置に作り替えられます。
2位にしたのはサイドボタンです。本体左側面にしかありません。 左手で握ると親指ではなく薬指側に来るので、進む・戻るはほぼ使えなくなります。形は対称寄りでも、ホイール脇のボタン配置は右手前提のまま残ります。
つまりこれは「サイドボタンを捨てて、スクロールとセンサーを取る」選択です。小型設計なので手が大きい人には低く感じやすく、充電式で電池交換もできません。それでも高機能を優先するなら、左手で選べる数少ない一台になります。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 左手適性
- 5/5
- 手のフィット
- 4/5
- ボタンの使いやすさ
- 3.5/5
- 静音性
- 3.5/5
- 導入しやすさ
- 2.5/5
ここが良い
- 完全な左右対称デザインで、ボタンが四隅に配置されている。左手に持ち替えても押せなくなるボタンが出ない
- 親指操作型のトラックボールと違い、親指が特定の位置に固定されないため右手専用の形にならない
- ボールを回すだけなので本体を動かさない。左側のスペースが狭いデスクでも導入できる
- Bluetooth・2.4GHz・USB-C有線の3通りで接続でき、環境を選ばない
- 55mmの大玉は指の腹全体で回せて、大きなカーソル移動と細かい調整を一台でこなせる
ここは惜しい
- 約287gと重く、設置面積も大きい。持ち運びには向かない
- ボタンが4個しかなく、進む・戻るを含めた多ボタン運用はできない
- トラックボール自体に慣れが必要で、導入直後は作業速度が落ちる
- 価格帯が高く、左手用として気軽に試す買い物にはならない
- ボールと支持球の清掃が定期的に必要になる
左右どちらの手でも同じように使える設計で、左手適性は満点です。
完全な左右対称デザインで、4つのボタンが本体の四隅に配置されています。この配置なら、左手に持ち替えても押せなくなるボタンが出ません。前述したサイドボタンの問題が、構造的に発生しない作りです。
親指操作型のトラックボールと違い、親指が特定の位置に固定されません。だから右手専用の形にならない。 55mmの大玉を指の腹全体で回すので、大きなカーソル移動と細かい調整を一台でこなせます。本体を動かさないため、左側に十分なスペースが取れない机でも導入できます。接続もBluetooth・2.4GHz・USB-C有線の3通りで、環境を選びません。
3位に置いたのは導入のハードルです。本体サイズは約153×133×56mm、重量は約287gとされます。
据え置き専用と考えてください。ボタンが4個しかないので進む・戻るを含めた多ボタン運用はできず、トラックボール自体に慣れも要ります。導入直後は作業速度が落ちます。価格帯も高く、「左手用として気軽に試す」買い物にはなりません。 ボールと支持球の清掃も定期的に必要です。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 左手適性
- 5/5
- 手のフィット
- 4/5
- ボタンの使いやすさ
- 4/5
- 静音性
- 3/5
- 導入しやすさ
- 4/5
ここが良い
- 親指操作型トラックボールの数少ない左手専用モデル。親指トラックボールは通常ほぼすべて右手専用なので、左手で親指操作を選べること自体が希少
- 支持球に直径2.5mmの大型人工ルビーを採用しており、汚れが溜まりにくく操球感の低下が緩やかとされている
- チルトホイールで左右スクロールができ、横に長い表の操作が左手のまま完結する
- 750/1500カウントの速度切替スイッチが本体にあり、ソフトを入れなくてもカーソル速度を変えられる
- 単3形電池1本で動くため、充電切れで作業が止まらない
ここは惜しい
- 静音スイッチではないため、クリック音は普通に鳴る。静かな環境重視なら別の選択肢になる
- 設計が古く、メーカー公表の対応OS表記も旧世代のまま。最新OSでの動作は自己確認が必要
- 本体約128gと重量があり、据え置き前提の運用になる
- 接続は2.4GHz無線のみでBluetoothに対応しない。USB-Aポートが必須
- ボールと支持球の清掃を怠るとカーソルが引っかかる
左手で親指操作という、他では成立しない要求に応える製品です。
親指トラックボールは通常ほぼすべて右手専用です。エレコムのEX-G PRO トラックボールも、当サイトの評価は高いものの親指操作型で右手専用なので、左利きの推奨には入れられません。その中で左手専用として設計されたこのモデルは、選べること自体が希少です。
支持球には直径2.5mmの大型人工ルビーを採用しており、汚れが溜まりにくく操球感の低下が緩やかとされています。チルトホイールで左右スクロールができるので、横に長い表の操作が左手のまま完結します。750/1500カウントの速度切替スイッチが本体にあり、ソフトを入れずにカーソル速度を変えられるのも実用的です。電源は単3形電池1本で、充電切れで作業が止まりません。
4位にしたのは設計の古さです。メーカー公表の対応OS表記も旧世代のままで、最新OSでの動作は自己確認が必要になります。静音スイッチではないのでクリック音は普通に鳴り、本体は約128g、接続は2.4GHz無線のみでBluetoothに対応しません。USB-Aポートが必須です。
据え置きで、静かさを求めず、左手の親指でボールを回したい。この条件に当てはまる人以外には勧めません。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
評価
- 左手適性
- 4.5/5
- 手のフィット
- 3/5
- ボタンの使いやすさ
- 2.5/5
- 静音性
- 4.5/5
- 導入しやすさ
- 4.5/5
ここが良い
- 完全な左右対称形で、そもそもサイドボタンが無い。左手だと押せないボタンが発生しないという意味では最も素直な選択
- 76gと軽く厚みも薄いので、慣れない左手でも動かす負担が小さい
- OS側で左右ボタンを入れ替えるだけで、追加のソフトなしに左手運用へ移行できる
- 単3形電池1本で最長24カ月とされ、運用の手間が少ない
- 実売価格が低く、左手に替えるかどうかを試す一台として損失が小さい
ここは惜しい
- ボタンが3個のみ。進む・戻るがなく、ブラウザやフォルダ操作の効率は下がる
- 薄型で背が低く、手のひら全体を乗せる持ち方には合わない。手が大きい人ほど窮屈に感じやすい
- Bluetooth接続のみで、Logi Boltレシーバーは別売。レシーバー運用したい場合は追加費用がかかる
- 高速スクロールや傾斜など、疲労軽減のための機構は持たない
押せないボタンが発生しないという意味では、5製品で最も素直な選択です。
完全な左右対称形で、そもそもサイドボタンがありません。この記事で繰り返し書いてきた「左側面のサイドボタンが左手では押せない」という問題が、最初から起きない構造です。76gと軽く厚みも薄いので、慣れない左手でも動かす負担が小さい。OS側で左右ボタンを入れ替えるだけで、追加のソフトなしに左手運用へ移れます。
単3形電池1本で最長24カ月とされ、運用の手間もかかりません。実売価格が低いので、左手に替えるかどうかを試す一台として損失が小さいのが最大の価値です。
5位にしたのはボタン数です。3個のみで、進む・戻るがありません。 ブラウザやフォルダを行き来する作業では、効率が明確に落ちます。薄型で背が低いため、手のひら全体を乗せる持ち方には合いません。手が大きい人ほど窮屈に感じます。
接続はBluetoothのみで、Logi Boltレシーバーは別売です。高速スクロールや傾斜といった疲労軽減の機構も持ちません。本命ではなく、移行を試すための一台と位置づけて選んでください。
価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。
5製品を横並びで比較する
| 項目 | イチオシエレコムEX-G 左手用 Mサイズ M-XGM31DBSKBK | ロジクールMX Anywhere 3S | KensingtonSlimBlade Pro | エレコムEX-G 左手用トラックボール M-XT4DRBK-G | ロジクールPEBBLE MOUSE 2 M350s |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合評価 | 4.5/5 | 4.4/5 | 4.2/5 | 4.1/5 | 3.9/5 |
| 接続方式 | USB 2.4GHz無線(超小型レシーバー同梱・本体収納可) | Bluetooth Low Energy/Logi Bolt USBレシーバー(同梱) | Bluetooth/2.4GHzワイヤレス/USB-C有線 | USB 2.4GHz無線(レシーバー同梱・本体収納可) | Bluetooth Low Energy(Logi Bolt USBレシーバーは別売、Unifying非対応) |
| ボタン数 | 5個(ホイールボタン含む) | 6個 | 4個(四隅配置) | 6個+チルトホイール(左右スクロール) | 3個 |
| センサー | BlueLED/2000DPI | Darkfield/最大8000dpi | — | ゲーミンググレード光学センサー | 最大4000dpi |
| 本体サイズ | 幅約75×奥行約114×高さ約55mm | 高さ100.5×幅65×奥行34.4mm | 約153×133×56mm | 幅94.7×奥行124.4×高さ47.9mm | 高さ106.7×幅58.7×奥行26.62mm |
| 重量 | 約91g | 99g | 約287g | 約128g | 76g(電池含む) |
| 電源 | 単3形電池×1本(電池寿命 最長約23カ月) | 内蔵充電式リチウムポリマー電池(USB-C充電) | 内蔵充電式(USB-C) | 単3形乾電池×1本 | 単3形乾電池×1本(電池寿命 最長24カ月) |
| 対応OS | Windows 11/10、macOS、ChromeOS | Windows、macOS、iPadOS、ChromeOS、Linux、Android | — | — | — |
| 静音性 | 左右ボタンに静音スイッチを採用 | 静音クリック | — | — | 静音設計(クリック音を低減) |
| サイズ展開 | S/M/L/XLの4サイズ、有線・2.4GHz・Bluetoothの3方式 | — | — | — | — |
| 種類 | — | — | トラックボール(人差し指〜手のひらで大玉を回すタイプ) | トラックボール(左手専用・親指操作タイプ) | — |
| ボール径 | — | — | 55mm | 直径約34mm | — |
| 左右対応 | — | — | 左右対称デザイン(左右どちらの手でも使用可) | — | — |
| 分解能 | — | — | — | 750/1500カウント(速度切替スイッチ) | — |
| マルチペアリング | — | — | — | — | Easy-Switchで最大3台切替 |
| こんな人に | 左手専用に設計された形を最優先したい人。左利きで一日中マウスを握る事務・在宅ワーク向け | 左手で使える高機能マウスが欲しい人。左右対称シェイプのまま高速スクロールとカスタマイズ性を取りたい場合 | 左右どちらの手でも同じように使いたい人。マウスを動かすスペースを取れないデスクで左手操作に移りたい場合 | 左手の親指でボールを回したい人。国内で正規に買える数少ない左手専用トラックボールを探している場合 | まず安く左手運用を試したい人。サイドボタンを使わない前提で、左右対称の素直な形が欲しい場合 |
| 購入先 |
左手適性だけを見るなら、EX-G 左手用の2製品とSlimBlade Proが並びます。そこから先は「マウスかトラックボールか」「サイドボタンが要るか」「静かさが要るか」で分かれます。
- サイドボタンを使いたい → EX-G 左手用(マウスまたはトラックボール)
- スクロールとセンサーを優先する → MX Anywhere 3S
- 右手とも共用したい → SlimBlade Pro
- まず試したい → PEBBLE MOUSE 2 M350s
無理に左手用へ替えなくていい場合
左利きでも右手でマウスを操作している人は多く、これは妥協ではなく完成した運用です。不便を感じていないなら替える必要はありません。
むしろ右手でマウスを持つと、左手が空きます。この左手でショートカットキーやペンを扱えるので、作業によっては左右で分業したほうが速くなります。空いた左手にキーやノブを割り当てる方向は左手デバイスの選び方にまとめました。
替えることを検討したほうがいいのは、次のどちらかに当てはまるときです。
- 右手側に痛みやしびれが出ている — 負荷を分散する意味がある
- 左手でペンやテンキーを使いたい — 右手がマウスに固定されていると両立しない
ただし1に当てはまる場合、手を替える前に確認することがあります。痛みの原因が手の左右ではなく、マウスのサイズや姿勢にあることが多いからです。手を替えても同じ姿勢で同じサイズを使えば、今度は左手に同じ症状が出ます。先に腱鞘炎対策のマウス選びを読んで、原因を切り分けてください。
移行を決めたら、いきなり本命を買わないことを勧めます。左手のカーソル操作は最初かなり遅くなり、続けられるかどうかは実際に触るまで分かりません。安い左右対称マウスで数週間試してから投資するのが、損失の小さい順序です。
まとめ
- 左手専用設計を第一候補にする — 数は少ないが、サイドボタンが押せるのはここだけ
- 無ければ左右対称形から選ぶ — 非対称のエルゴノミクス機は左手で逆に働く
- サイドボタンの位置を必ず確認する — 左側面のみなら左手では押せない
- OSの入れ替え設定は「対称機のみ」 — 左手専用機に重ねると二重反転になる
- トラックボールは人差し指操作型 — 親指型はほぼ右手専用
形が対称かどうかだけで選ばないでください。 押せないボタンが何個あるかを数えるほうが、毎日の操作に効きます。



