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デスク環境

ケーブルトレーのおすすめと選び方

公開日

この記事の結論

  1. 1

    200-CT009BK

    ★ 4.4

    幅100〜120cmのデスクで、大型の電源タップとACアダプタをまとめて天板裏に上げたい人

  2. 2

    伸縮デスク下ケーブルトレー スマート

    ★ 4.3

    天板の縁にクランプを掛けられない机(幕板付き・脚パイプが邪魔をする机)や、見た目を優先したい人

  3. 3

    EKCWCT01BK

    ★ 4.2

    外付けHDDや大きめのACアダプタまで載せたい、天板が18mm以上ある机

  4. 4

    CB-CT5

    ★ 4.0

    横に長く配線を流したい広い天板で、発熱するACアダプタをこもらせたくない人

  5. 5

    デスク下天板ケーブルラック タワー ロング

    ★ 3.9

    自分の木製天板に穴を開けてよく、配線を完全に視界から消したい人

各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

結論から書きます。ケーブルトレーは「自分の天板に付くか」で候補が決まります。 性能ではなく適合の問題です。

見るのは取り付け方式と対応天板厚の2つ。クランプが掛けられる縁があるか、天板の厚みがその製品の範囲内か。 ここで落ちれば、耐荷重も収納力も検討する意味がありません。

トレーを買う前に、道具なしで済むか確認する

配線が散らかっている原因が「電源タップが床に転がっていること」だけなら、トレーは要らないかもしれません。先に2つ試してください。

1つめは、電源タップのマグネットをスチール脚に直接付ける方法です。 デスクの脚が金属パイプなら、マグネット付きタップはそのまま貼り付きます。トレーの役割の大半は「タップを床から浮かせること」なので、それだけならタップの機能で足ります。マグネット付きの製品は電源タップの比較記事にまとめてあります。

2つめは、粘着式のケーブルクリップと結束バンドで天板裏に直接留める方法です。 数百円で買えるクリップを天板裏に数個貼り、そこにケーブルを通して結束バンドでまとめれば、垂れ下がりは消えます。タップ自体も面ファスナーで留められます。

配線をどの順番で整えるかはデスクの配線整理の手順に書きました。トレーはその手順の後半に出てくる道具です。

取り付け方式で、付くか付かないかが決まる

ここが記事の本題です。方式は実質4種類あり、それぞれ「使える机」が違います。

クランプ式 — 標準解だが、天板厚の下限に注意

万力のように天板の縁を挟んで締める方式です。工具不要のものが多く、穴も開けないので賃貸でも問題になりません。今回の5製品では200-CT009BK、EKCWCT01BK、CB-CT5がこれに当たります。

落とし穴は対応天板厚の下限です。 メーカー公表値で並べると、200-CT009BKは0.5〜4.5cm、CB-CT5は1.0〜4.0cm、EKCWCT01BKは約1.8〜5.0cm。15mm前後の薄い天板だと、エレコムだけが物理的に挟めません。 安い組み立てデスクや昇降デスクの標準天板は薄いことがあるので、先に定規で測ってください。

もう1つ、天板の縁に幕板(前板)があると、クランプの口が届かないことがあります。オフィス机に多い構造です。

挟み込みネジ締め式 — 縁を挟めない机の答え

天板や脚をネジで締め付けて固定する方式です。山崎実業のsmart 伸縮トレーがこれで、対応天板厚は1〜5.5cm。幕板やパイプを挟む取り付けも公式に想定されています。

クランプ式が「天板の縁」しか掴めないのに対し、こちらは掴める場所を選べます。クランプが掛からない机で、唯一付く可能性が高いのがこの方式です。 代わりに六角レンチとスパナでの組み立てが要るので、開梱してすぐ設置とはいきません。

木ネジ固定式 — 隠蔽性は最高、条件は最も厳しい

天板裏に直接ネジを打つ方式です。山崎実業のタワー ロングがこれに当たります。厚さ2cm以上の木製・積層合板の天板が条件で、スチール天板やガラス天板には使えません。

取り外しても穴は残ります。 自分で買った机ならその判断は自由ですが、備え付け家具や会社からの支給品では選べません。「賃貸だから駄目」というより、「傷を付けられない天板だから駄目」と考えるほうが正確です。

粘着式 — この記事では製品として扱わない

両面テープで貼るタイプは通販上位に多く並びますが、今回は候補に入れていません。天板裏の化粧板を剥がすリスクと、夏場の室温とACアダプタの発熱で粘着が緩む問題の2つがあるためです。荷重がかかった状態で落ちると、下にある機器も巻き込みます。

クランプか挟み込みが使える机なら、そちらを選んでください。粘着に頼るのは、縁も脚も掴めない形状で、軽いケーブルだけを留める場合に限る使い方です。

耐荷重と内寸 — 電源タップが本当に入るか

方式で候補が絞れたら、次は容量です。

耐荷重はメーカー公表値で3kgから20kgまで開く

今回の5製品の公表値を並べると、CB-CT5が3kg、smart伸縮トレーが約3.5kg、200-CT009BKが5kg、タワー ロングが約5kg、EKCWCT01BKが約20kg。同じカテゴリの製品で7倍近い差があります。

デスク用の6個口タップ1台は数百グラム程度なので、タップだけなら3kgでも余ります。問題はACアダプタです。 ノートPCの大型アダプタ、モニターの外付け電源、外付けHDD、ハブ類を積み上げると、1〜2kgはすぐに乗ります。外付けHDDやドックまで載せる前提なら、耐荷重20kgのEKCWCT01BKが唯一の安心圏です。

内寸を公表しているのは5製品中2つだけ

外寸で「入る」と判断すると失敗します。 側板と金具の厚みがあるので、内側は必ず外寸より狭くなります。

内寸を公表しているのは山崎実業の2製品です。タワー ロングは内寸W57.8×D11.5×H16.8cmで、一般的な6個口タップを寝かせて収めやすい寸法。smart伸縮トレーはトレー部の内寸がW37〜60×D11.9×H9.7cmで、高さ9.7cmは厚みのあるACアダプタを立てて入れるには浅い部類です。

サンワサプライとエレコムの3製品は外寸表記のみなので、この記事でも「タップが入る」とは断定しません。手持ちのタップを測り、2cmほど余裕を見て比べてください。

昇降デスクでは、トレーより配線長が問題になる

先に整理しておくと、トレーは全製品とも天板に固定するので、天板と一緒に上下します。 「昇降デスクだとトレーがずれる」という心配は、基本的に要りません。木ネジ固定のタワー ロングが最も一体化しますが、クランプ式でも締めてあれば動きません。

本当の問題は床側から伸びるケーブルです。壁のコンセント、LANの壁面ポート、床置きのUPS。これらは動かないので、天板を上げた分だけケーブルが引っ張られます。

対策は3つです。

  1. 天板を最も高くした状態で必要長を測る — 座位で測ると必ず足りなくなる
  2. 測った長さにさらに余裕を足す — ぴったりだと最高位置でプラグに横方向の力がかかる
  3. たるみをトレーの中で吸収する — 束ねた分をトレー内に置いておけば、床に垂れない

3つめはトレーがあることの実利です。余長を床に落とさず天板裏に持てるので、昇降のたびにケーブルが床を掃く状態を避けられます。机そのものの選び方は昇降デスクの比較記事にまとめました。

ケーブルトレーおすすめ5選

各製品の評価は「取り付けやすさ/耐荷重/収納容量/対応天板の広さ/見た目の収まり」の5項目・5点満点で統一しています。寸法・対応天板厚・耐荷重はすべてメーカー公表値の引用で、自前の計測ではありません。 総合評価は平均ではなく、勧める優先度を反映した編集判断の点数です。

第1位サンワサプライ200-CT009BK総合評価4.4/5

評価

取り付けやすさ
4.5/5
耐荷重
3.5/5
収納容量
5/5
対応天板の広さ
4.5/5
見た目の収まり
3.5/5

ここが良い

  • 横幅を80/100/120cmの3段階に変えられるので、120cm級の天板でも端から端まで受けられる(メーカー公表仕様)
  • 対応天板厚が0.5〜4.5cmと広く、薄い天板の昇降デスクでもクランプの締め代が足りなくなりにくい
  • スチールの平らな底なので、マグネット付き電源タップをそのまま貼り付けて位置決めできる
  • 底面にケーブル通し穴があり、タップから出た線をトレーの外へ落とさず下に逃がせる

ここは惜しい

  • 総耐荷重はメーカー公表で5kg。幅120cmまで伸ばせる割に許容は大きくなく、ACアダプタを山盛りにする使い方は想定外
  • 蓋のないオープン形状で、椅子から見上げる角度だと中身が見える。完全に隠したい人には向かない
  • 本体3.35kgとそれ自体が重く、クランプ2点支持のため、天板の縁に反りや段差があると締め付け位置を選ぶ

適合範囲の広さが、この製品を1位にした理由です。

横幅を80/100/120cmの3段階に変えられるので、120cm級の天板でも端から端まで受けられます。伸縮式のトレーは最大550mm前後で止まる製品が多いなかで、120cmまで届くのは明確な差です。

そして対応天板厚が0.5〜4.5cm。今回の5製品で下限が最も低く、薄い天板の昇降デスクでもクランプの締め代が足りなくなりにくい。「付くかどうか」で悩む段階を最も高い確率で通過できます。

実用面では、スチールの平らな底が効きます。マグネット付きの電源タップをそのまま貼り付けて位置決めできるので、タップを別途固定する手間が消えます。底面のケーブル通し穴から線を下に逃がせるのも、オープン形状の弱点を補う設計です。

弱点は**総耐荷重5kg(メーカー公表値)**という数字です。幅120cmまで伸ばせる割に許容は大きくなく、ACアダプタを山盛りにする使い方は想定外だと考えてください。蓋がないので、椅子から見上げる角度では中身が見えます。本体3.35kgとそれ自体が重いため、天板の縁に反りや段差があると締め付け位置を選びます。

第2位山崎実業伸縮デスク下ケーブルトレー スマート総合評価4.3/5

評価

取り付けやすさ
3.5/5
耐荷重
3/5
収納容量
3/5
対応天板の広さ
5/5
見た目の収まり
4.5/5

ここが良い

  • 対応天板厚が1〜5.5cmと広く、天板の縁だけでなく幕板や脚のパイプを挟んでも付く。設置先の自由度がこの5製品で最も高い
  • 余ったケーブルを掛けるフックが付いていて、束ねた線をトレーの外側に逃がせる
  • トレー上端と天板の間にゆとりがある構造なので、ルーターやHDDを上から出し入れできる
  • ホワイトとブラックの粉体塗装仕上げで、リビング兼用のデスクでも家具として浮きにくい

ここは惜しい

  • トレー部の耐荷重は約3.5kg(メーカー公表値)で、5製品の中では控えめ。重い機器を前提にすると足りない
  • トレー内寸の高さが9.7cmと浅く、厚みのある電源タップやACアダプタを立てて入れると収まりが悪くなる
  • 六角レンチとスパナでの組み立てと締め付けが必要で、開梱してすぐ設置とはいかない

クランプが掛からない机で、最も付く可能性が高い製品です。

対応天板厚1〜5.5cmという範囲もさることながら、重要なのは天板の縁だけでなく幕板や脚のパイプを挟んでも付く点です。オフィス机のように前板があってクランプの口が届かない構造でも、掴む場所を変えれば設置できます。設置先の自由度は5製品で最も高いと言えます。

余ったケーブルを掛けるフックが付いていて、束ねた線をトレーの外側に逃がせるのも実用的です。トレー上端と天板の間にゆとりがある構造なので、ルーターやHDDを上から出し入れできます。ホワイトとブラックの粉体塗装仕上げで、リビング兼用のデスクでも家具として浮きにくいのは、機能以外の選択理由になります。

2位にしたのは容量です。トレー部の耐荷重は約3.5kg(メーカー公表値)で控えめ。さらにトレー内寸の高さが9.7cmと浅く、厚みのあるタップやACアダプタを立てて入れると収まりが悪くなります。

もう1点、六角レンチとスパナでの組み立てと締め付けが必要です。工具不要のクランプ式に比べると、設置の手間は明確に増えます。

第3位エレコムEKCWCT01BK総合評価4.2/5

評価

取り付けやすさ
4/5
耐荷重
5/5
収納容量
3.5/5
対応天板の広さ
3/5
見た目の収まり
3.5/5

ここが良い

  • 耐荷重約20kg(メーカー公表値)と、この5製品では突出して高い。外付けHDDやACアダプタを複数載せる前提で選べる
  • 約363〜550mmの範囲で伸縮するので、幅の狭いデスクでも余らせずに収まる
  • デスク下だけでなく天板の上でも使える2Way仕様で、机の奥に配線を寄せる棚としても転用できる
  • 接触部にシリコンが使われており、クランプで天板を挟む際の傷を抑える設計

ここは惜しい

  • 対応天板厚が18〜50mm。15mm前後の薄い天板には挟めないため、安価な組み立てデスクでは付かないことがある
  • 高さ約193mmと背が高く、取り付け位置によっては膝が当たる。天板の奥寄りに付ける前提で考える必要がある
  • 伸ばしても最大約550mm。120cm以上の天板を端まで覆う用途には長さが足りない

**耐荷重約20kg(メーカー公表値)**という一点で、他と比較にならない製品です。

外付けHDD、大型のACアダプタ、ドック。「トレーに機器を置く」使い方を前提にできるのは、この5製品ではこれだけです。他が3〜5kgのなかで20kgは桁が違います。

約363〜550mmの範囲で伸縮するので、幅の狭いデスクでも余らせずに収まります。デスク下だけでなく天板の上でも使える2Way仕様で、机の奥に配線を寄せる棚としても転用できます。接触部にシリコンが使われており、クランプで挟む際の傷を抑える設計も堅実です。

3位にしたのは、適合の条件が2つ重なるからです。ひとつは対応天板厚が約18〜50mmで、15mm前後の薄い天板には挟めないこと。安価な組み立てデスクでは付かない可能性があります。もうひとつは伸ばしても最大約550mmで、120cm以上の天板を端まで覆う用途には長さが足りないこと。

加えて高さ約193mmと背が高いので、取り付け位置によっては膝が当たります。天板の奥寄りに付ける前提で考えてください。条件に合えば強く、合わないと候補から外れるタイプの製品です。

第4位サンワサプライCB-CT5総合評価4/5

評価

取り付けやすさ
3.5/5
耐荷重
2.5/5
収納容量
4.5/5
対応天板の広さ
4/5
見た目の収まり
3/5

ここが良い

  • W900mmと長く、デスクの横方向に一列でケーブルを流せる。分岐が多い環境でも一本のトレーで受けきれる
  • 底がナイロンメッシュで通気が良く、発熱するACアダプタを密閉空間に溜め込まずに済む
  • 本体1.8kgと5製品で最軽量。クランプと天板への負担が小さく、薄めの天板でも扱いやすい
  • 対応天板厚10〜40mmで、薄い天板側の下限が低い

ここは惜しい

  • 耐荷重3kg(メーカー公表値)はこの5製品で最も低く、重い機器を載せる想定の製品ではない
  • 幅900mm固定で伸縮しない。天板の幅や脚の位置によっては物理的に付けられない
  • メッシュは面で支える構造ではないため、小さく重いACアダプタが沈み込んで座りが悪くなりやすい
  • ノックダウン式で組み立てが必要

W900mmという長さが特徴です。デスクの横方向に一列でケーブルを流せるので、分岐が多い環境でも一本のトレーで受けきれます。

底がナイロンメッシュで通気が良く、発熱するACアダプタを密閉空間に溜め込まずに済むのは、前述の熱の話に対する回答になっています。本体1.8kgと5製品で最軽量で、クランプと天板への負担が小さいのも利点です。対応天板厚10〜40mmで、薄い天板側の下限が低いのも扱いやすさに効きます。

4位にしたのは**耐荷重3kg(メーカー公表値)**という数字です。5製品で最も低く、重い機器を載せる想定の製品ではありません。

そして幅900mm固定で伸縮しません。天板の幅や脚の位置によっては物理的に付けられないので、購入前に脚の内寸を測る必要があります。メッシュは面で支える構造ではないため、小さく重いACアダプタが沈み込んで座りが悪くなりやすいのも構造上の弱点です。ノックダウン式で組み立ても要ります。

「軽いケーブルを長く流す」用途に絞れば良い製品で、機器の置き場として選ぶと期待を外します。

第5位山崎実業デスク下天板ケーブルラック タワー ロング総合評価3.9/5

評価

取り付けやすさ
2/5
耐荷重
3.5/5
収納容量
3.5/5
対応天板の広さ
2.5/5
見た目の収まり
5/5

ここが良い

  • 蓋付きで中身が完全に隠れる。ダイニング兼用のデスクや来客のある部屋でも配線が視界に入らない
  • 内寸W57.8×D11.5×H16.8cmあり、一般的な6個口タップを寝かせて収めやすい
  • 底面に穴があって熱がこもりにくく、背面からケーブルを取り出せる
  • 木ネジ固定なので天板と一体になり、昇降デスクで上下させても位置がずれない
  • デスクに付けず床置きで使う運用もできる

ここは惜しい

  • 木ネジで天板に穴を開けるため、賃貸の備え付け家具や傷を付けたくない天板には使えない。取り外しても穴が残る
  • 取り付け先が厚さ2cm以上の木製・積層合板に限られ、スチール天板やガラス天板、薄い化粧板の机は対象外
  • 幅63.5cm固定で伸縮せず、天板側で位置を調整するしかない
  • 2.7kgと重く、片手で押さえながらのネジ留めになるため一人での取り付けは負担が大きい

蓋付きで中身が完全に隠れる、この5製品で唯一の製品です。

ダイニング兼用のデスクや来客のある部屋では、オープンなトレーだと「片付いていない見た目」が残ります。蓋があれば配線が視界に入りません。内寸W57.8×D11.5×H16.8cmと余裕があり、一般的な6個口タップを寝かせて収めやすい寸法です。底面に穴があって熱がこもりにくく、背面からケーブルを取り出せる設計も抜かりがありません。木ネジ固定なので天板と一体になり、昇降デスクで上下させても位置がずれません。

5位にしたのは、条件が最も厳しいからです。まず木ネジで天板に穴を開けるので、賃貸の備え付け家具や傷を付けたくない天板には使えません。取り外しても穴は残ります。取り付け先は厚さ2cm以上の木製・積層合板に限られ、スチール天板やガラス天板、薄い化粧板の机は対象外です。

幅63.5cm固定で伸縮せず、位置は天板側で調整するしかありません。2.7kgと重く、片手で押さえながらのネジ留めになるため、一人での取り付けは負担が大きい部類です。

自分の木製天板に穴を開けてよく、見た目を最優先する人にとっては、他に代わりがない製品です。それ以外の人は候補から外れます。

5製品を横並びで比較する

製品比較表
項目イチオシサンワサプライ200-CT009BK山崎実業伸縮デスク下ケーブルトレー スマートエレコムEKCWCT01BKサンワサプライCB-CT5山崎実業デスク下天板ケーブルラック タワー ロング
総合評価4.4/54.3/54.2/54/53.9/5
取り付け方式クランプ式(工具不要・穴あけ不要)天板を挟み込むネジ締め式(穴あけ不要)クランプ式(穴あけ不要)クランプ式(穴あけ不要)木ネジで天板裏に固定(穴あけ必要)/床置きでも使用可
外寸幅80/100/120cm × 奥行10cm × 高さ17.8cm(3段階で横幅調整)幅37〜60cm × 奥行13.5cm × 高さ26.3cm幅約550mm × 奥行約112mm × 高さ約193mmW900 × D156 × H163mmW63.5 × D12 × H17cm(蓋含む)
対応天板厚0.5〜4.5cm1〜5.5cm(幕板やパイプを挟む取り付けも可)約18mm〜約50mm10〜40mm—
耐荷重総耐荷重5kg(メーカー公表値)トレー部 約3.5kg、フック1か所あたり約250g(いずれも静止荷重・メーカー公表値)約20kg(メーカー公表値)3kg(メーカー公表値)約5kg(メーカー公表値)
材質スチールスチール(粉体塗装)、シリコーンゴム緩衝材スチール、ABS、シリコンスチール、ナイロンメッシュスチール(粉体塗装)
本体重量約3.35kg約2.1kg約1670g1.8kg約2.7kg
その他底面にケーブル通し穴あり/スチール天面のためマグネット付きタップを直接固定できる—デスク下・デスク上のどちらでも使える2Way仕様——
付属品クランプ×2六角レンチ、スパナ(お客様組み立て品)—クランプ×2、粘着式ケーブルストラップ×4(ノックダウン式・お客様組み立て)木ネジ×4、クッション×4(プラスドライバーは別途用意)
内寸—トレー部 幅37〜60cm × 奥行11.9cm × 高さ9.7cm/フック部 奥行3cm × 高さ2.4cm——W57.8 × D11.5 × H16.8cm(コード抜け穴 W6.4 × H7cm)
カラー—ホワイト(10416)/ブラック(10417)——ホワイト(4478)/ブラック(4479)
伸縮幅——約363mm〜約550mm——
対応天板————厚さ2cm以上の木製・積層合板製天板
こんな人に幅100〜120cmのデスクで、大型の電源タップとACアダプタをまとめて天板裏に上げたい人天板の縁にクランプを掛けられない机(幕板付き・脚パイプが邪魔をする机)や、見た目を優先したい人外付けHDDや大きめのACアダプタまで載せたい、天板が18mm以上ある机横に長く配線を流したい広い天板で、発熱するACアダプタをこもらせたくない人自分の木製天板に穴を開けてよく、配線を完全に視界から消したい人
購入先

天板の条件から逆に辿ると選びやすくなります。厚さ15mm前後の薄天板なら200-CT009BKかCB-CT5、幕板があってクランプが掛からないならsmart伸縮トレー、機器を載せるならEKCWCT01BK、穴を開けてよくて隠したいならタワー ロング。この4分岐でほぼ決まります。

まとめ

  1. まず道具なしで済むか試す — マグネットタップ+粘着クリップで足りることは多い
  2. 天板の厚みを測る — 対応天板厚の下限で候補が落ちる
  3. クランプが掛かる縁があるか見る — 幕板があるなら挟み込みネジ締め式
  4. 耐荷重は公表値で3〜20kgと開く — 機器を載せるなら20kg級を選ぶ
  5. 内寸で判断する — 外寸で入ると思うと入らない
  6. 穴を開けられるかは天板次第 — 備え付け家具では木ネジ式が使えない

トレーは配線整理の一部でしかありません。机全体を組み直すならデスク環境を一から組み立てる手順から読んでください。

よくある質問

賃貸でもケーブルトレーは付けられますか?
自分で買ったデスクなら、クランプ式か挟み込みネジ締め式を選べば問題ありません。どちらも天板を挟むだけで穴を開けないため、外せば元に戻ります。注意が要るのは、備え付けの机や会社からの支給品のように「傷を付けられない天板」を使っている場合です。木ネジで留めるタイプは取り外しても穴が残るので、この条件では選択肢から外れます。壁や床には一切触れない製品ばかりなので、賃貸で問題になるのは天板側だけだと考えてください。
天板が薄いのですが、クランプは付きますか?
製品ごとに対応天板厚の下限が違うので、そこを先に確認してください。メーカー公表値では、サンワサプライ200-CT009BKが0.5cmから、CB-CT5が1.0cmから対応します。一方でエレコムEKCWCT01BKは下限が約18mmなので、15mm前後の薄い天板には挟めません。安価な組み立てデスクやIKEA系の薄天板では、この下限で候補が絞られます。定規で天板の縁を測るところから始めるのが確実です。
両面テープで貼るタイプはどうですか?
通販の上位には多く出てきますが、優先して選ぶ理由は薄いです。理由は2つあります。ひとつは、天板裏の化粧板やシートに強い粘着剤を貼ると、剥がすときに表面ごと持っていくことがある点。もうひとつは、夏場の室温とACアダプタの発熱で粘着が緩み、荷重がかかった状態で落下する可能性がある点です。クランプが掛けられる机なら、まずクランプ式を検討してください。粘着に頼るのは、縁を挟めない形状の机で、かつ軽いケーブルだけを留める場合に限るのが無難です。
電源タップはトレーに入りますか?
外寸ではなく内寸で判断してください。トレーの外寸が幅60cmでも、金具や側板の分だけ内側は狭くなります。内寸を公表しているのは山崎実業の2製品で、タワー ロングは内寸W57.8×D11.5×H16.8cm、smartの伸縮トレーはトレー部がW37〜60×D11.9×H9.7cmです(いずれもメーカー公表値)。他社製品は外寸表記のみのことが多いので、手持ちのタップの実寸を測り、余裕を2cmほど見て比べるのが安全です。ケーブルが出る向きの分の余白も忘れないでください。
昇降デスクでも使えますか?
使えます。トレーは天板に固定するので、天板と一緒に上下するだけです。ただし壁のコンセントから伸びる電源ケーブルとLANケーブルは床側に固定されているので、天板を最も高くした状態でも突っ張らない長さが要ります。長さを測るときは必ず最高位置で測り、そこからさらに余裕を持たせてください。トレー選び以前の前提として、これは全製品に共通します。

この記事を書いた人

midori

PC周辺機器の仕様と売れ筋データを読み比べて、用途別の選び方に落とし込んでいます。実機を入手した製品は、記事にその旨を明記しています。

  • メーカー公表値と売れ筋データを突き合わせて比較
  • 欠点を長所と同じ密度で書く

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