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マウス用リストレストのおすすめと選び方

公開日

この記事の結論

  1. 1

    MOH-013BK

    ★ 4.4

    まず1つ試したい人。低反発の感触とサイズ感を最小コストで確かめたいとき

  2. 2

    TOK-ERG6BK-S

    ★ 4.3

    高さを足したくない人。マウスと段差を作らず、手首が反るのだけを止めたいとき

  3. 3

    MOH-DG01WH

    ★ 4.2

    手首の一点に圧が集中してつらい人。縦の圧だけでなく横ズレの力も逃がしたいとき

  4. 4

    200-MPD029BK

    ★ 4.0

    リストレスト単体だと位置がズレる人。マウスパッドごと入れ替えて手前を固定したいとき

  5. 5

    100-TOK007BK

    ★ 3.8

    リストレストが合わなかった人。手首ではなく前腕を支えて、腕ごと動かす姿勢に寄せたいとき

各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

結論から書きます。マウス用のリストレストは、手首を「載せる」ための台ではなく、手首を「反らせない」ための土台です。

ここを取り違えると逆効果になります。手首を乗せて固定し、指先だけでマウスを動かす形にすると、その一点を支点にした動きになり、指と前腕の腱に負荷が集中します。 正しくは手首を浮かせて腕全体で動かし、リストレストは操作していない時間に手首が反った角度で放置されるのを防ぐために置く。この前提が共有できていれば、選ぶ基準は自然と「高さ」に絞られます。

リストレストの役割は「支える」ではなく「反らせない」

まず、手首が痛くなる仕組みのほうから整理します。

マウスを持つ手は、放っておくと**手首が上に反った状態(背屈)**になります。机の面より上にマウスの高さぶんだけ手が持ち上がるので、手首の関節がそこで角を作る。この角度が付いた状態で長時間クリックとスクロールを繰り返すのが、手首の甲側が痛くなる典型的な経路です。

リストレストが効くのは、この角を埋めて手の甲から前腕までを一直線に近づけるときです。逆に言えば、それ以外の効果はほとんど期待できません。

  • 痛みを取る道具ではない — すでに痛みが出ているなら、まず作業量を減らすほうが先です
  • クッションの柔らかさは本質ではない — 柔らかさより、手首が何度で固定されるかが効きます
  • 操作中に体重を預ける道具でもない — 支点ができると、かえって腱への負荷が集まります

手首を固定して指先だけで動かす形が良くない理由は、マウスによる腱鞘炎の対策の記事にも書いたとおりです。操作中は手首を浮かせ、肘から先の腕全体で動かす。リストレストが担当するのは、その合間の待機時間です。

高さは「マウスと同じか、やや低く」

選ぶ基準はここに集約されます。

目標は、手を乗せたときに手の甲から前腕までがまっすぐになること。実際の製品選びでは、「いま使っているマウスの高さと同じか、やや低い」リストレストを選ぶとこの状態に近づきます。

リストレストの高さ 手首はどうなるか
マウスより高い 手首が上に反る。何もしないより悪化することがある
マウスと同じくらい ほぼ一直線。ここが基本
マウスより少し低い わずかに下がるが、腕を浮かせて動かす前提なら問題になりにくい
マウスよりかなり低い 手首が下に折れる。手前の縁が食い込む

やることは1つだけです。手持ちのマウスの全高をメーカーの製品ページで調べてください。 一般的なフルサイズマウスなら40mm前後、薄型や小型なら30mm前後のものが多くあります。そのうえで、今回の5製品なら高さは 26mm(MOH-013BK)→ 22mm(MOH-DG01WH)→ 17mm(200-MPD029BK)→ 15mm(TOK-ERG6BK-S)と段階が付いています。

注意したいのは、リストレストは手首の下に入るので、マウスの全高と同じ数字が正解になるわけではないという点です。手首は手の甲より細く、乗る位置もマウスの後方より手前になります。だからこそ「同じか、やや低め」が安全側で、迷ったら低いほうを選びます。高すぎるリストレストは、置いた瞬間から手首を反らせにいく道具になります。

小さい手の人は、マウス自体が手に対して大きいことで手首が余計に反っている場合があります。その場合はリストレストより先にマウス側を見直すほうが早く、手が小さい人向けのマウスに選び方をまとめています。

素材で決まるのは「沈み方」と「熱」

高さの次に見るのは素材です。ここは好みではなく、沈み込みの量と熱のこもりやすさという2つの実害で判断します。

低反発ポリウレタン

荷重を面で受けて圧を散らすのが得意です。手首の一点が痛くなるタイプの人には合います。

弱点は沈み込みです。体温で柔らかくなる性質があるため、長く乗せ続けると初期の高さより沈みます。つまり、せっかく合わせた高さが時間とともに変わる。休止時に乗せる使い方なら実害は小さいですが、乗せっぱなしにする人には向きません。

ジェル・EXGEL系

沈み込みが少なく、荷重を抜くと形が戻ります。高さが変わりにくいので、角度を維持したい目的には合理的です。EXGELのように横方向のズレの力まで分散する素材もあります。

弱点は熱です。ジェル系は熱がこもりやすく、夏場に素手で長時間使うと蒸れやすいという報告が多く見られます。冬は逆に冷たく硬く感じることがあります。

薄型ウレタンフォーム

クッション量を最小限にして、高さを稼がない方向の設計です。「角度を作らない」という目的だけを見れば、この方向がいちばん素直です。

弱点は底つきです。厚みがないので、手首を強く預けると机の硬さが返ってきます。あくまで乗せるだけの人向けです。

表面の仕上げ

同じ素材でも、表面の処理で汗の逃げ方が変わります。布系にディンプル(凹凸)加工が入っているものは接地面積が減るぶんべたつきにくく、合成皮革は拭き掃除が楽な代わりに汗が逃げにくい。通年で素手なら布系、清掃性を取るなら合皮という切り分けで足ります。

単体か、マウスパッド一体型か

これは効き方ではなく、位置が動くかどうかの問題です。

単体リストレスト マウスパッド一体型
位置合わせ 前後左右を自由に調整できる パッドとの位置関係が固定
動きにくさ 手や袖に押されてズレる ズレない
導入コスト 今のパッドをそのまま使える パッドごと買い替え
机の占有 幅10cm前後で済む A4前後の面積を取る

単体リストレストで最も多い不満は、気づくとズレていることです。マウスを動かすたびに手や袖が当たり、数十分で数センチ移動する。そのたびに直すのが煩わしくなって、最後は机の脇に押しやられます。裏面が滑りにくい素材のものを選ぶか、一体型にするかで解決します。

一方で一体型は、リストレストの前後位置を体格に合わせて微調整できません。 マウスの持ち方(かぶせ持ちかつまみ持ちか)で手首が来る位置は変わるので、ここが合わないと単体より不利になります。またパッド面の滑りも一緒に決まってしまうため、今のパッドの滑り具合に満足しているなら乗り換えは慎重に。パッド側の選び方はマウスパッドの比較にまとめました。

なお、キーボード用のパームレストとは別物として考えてください。キーボード用は幅40cm前後の製品が中心で、マウス側に流用すると幅が余り、高さも合いません。同じメーカーの同じシリーズ名でもマウス用とキーボード用で寸法が違うので、型番で確認してください。キーボード側はパームレストのおすすめで別に扱っています。

マウス用リストレストおすすめ5選

各製品の評価は「手首の反りにくさ/高さの合わせやすさ/支持の安定感/蒸れにくさ/価格の手頃さ」の5項目・5点満点で統一しています。総合評価は単純平均ではなく、人に勧めるときの優先度を反映した編集判断の点数です。

5番目だけは性格が違います。リストレストではなくデスク取付式のアームレストで、手首ではなく前腕を支える製品です。リストレストが合わなかった人の受け皿として入れています。

第1位エレコムMOH-013BK総合評価4.4/5

評価

手首の反りにくさ
4/5
高さの合わせやすさ
3.5/5
支持の安定感
4/5
蒸れにくさ
4.5/5
価格の手頃さ
5/5

ここが良い

  • マウス用の単体リストレストとして流通量が多く、家電量販店でも入手しやすい価格帯に収まっている
  • 低反発ポリウレタンが荷重を面で受けるため、手首の一点に圧が集まりにくい
  • 表面のディンプル加工で接地面積が減り、ジェル系より汗によるべたつきが出にくい
  • ベースがエラストマーで、押しても土台ごとズレにくい

ここは惜しい

  • 高さ26mmはマウス用としては高い部類。低背マウスやパンタグラフ寄りの薄いマウスと組むと、手首が上に反る方向にズレる
  • 低反発は体温で沈むため、長時間置きっぱなしにすると沈み込みが進んで結局角度が変わる。休止時に載せる使い方が前提
  • 幅110mmと小さく、手を大きく振る操作では土台から外れる

最初の1つとして最も外しにくい、という理由での1位です。

マウス用の単体リストレストとして流通量が多く、家電量販店の店頭でも見つかります。低反発の感触と、幅110mmというサイズ感が自分に合うかどうかを、最小コストで確かめられるのが最大の価値です。リストレストは合う合わないの幅が大きい道具なので、いきなり高いものを買うより、この価格帯で当たりを付けるほうが結果的に安く済みます。

低反発ポリウレタンが荷重を面で受けるので、手首の一点に圧が集まりにくい。表面のディンプル加工で接地面積が減り、ジェル系より汗によるべたつきが出にくいのも通年で使ううえでは効きます。ベースがエラストマーなので、押しても土台ごとズレにくい。

ただし高さ26mmはマウス用としては高い部類です。低背のマウスや薄型のモバイルマウスと組み合わせると、手首が上に反る方向にズレます。手持ちのマウスが低いなら、この時点で2位のほうを見てください。

もう1つ、低反発の性質として体温で沈みます。長時間置きっぱなしにすると沈み込みが進み、合わせたはずの高さが変わる。休止時に乗せる使い方が前提の製品です。幅110mmと小さいので、腕を大きく振る操作では土台から外れます。

第2位サンワサプライTOK-ERG6BK-S総合評価4.3/5

評価

手首の反りにくさ
4.5/5
高さの合わせやすさ
5/5
支持の安定感
3.5/5
蒸れにくさ
4/5
価格の手頃さ
4.5/5

ここが良い

  • 高さ15mmと薄く、リストレストの中では数少ない「マウスより低く収まる」寸法。手首を反らせずに済む
  • 2枚入りなので、マウス側とテンキー側、あるいは左右に分けて置ける。分割キーボードとの併用もしやすい
  • 80×80mmと小さく、マウスパッドの手前に置いても机の奥行きを食わない
  • 裏面がポリウレタンで滑りにくく、両面テープなしでも定位置に留まりやすい

ここは惜しい

  • クッション量が少ないため、手首を強く預ける使い方だと底つきする。あくまで角度を作らないための土台
  • 面積が小さく、手首の位置が少しでもズレると乗らない。置き位置を体が覚えるまでは扱いにくい
  • 薄いぶん存在感がなく、脇に押しやられても気づきにくい

高さを足したくないという要求に対しては、これが最も直接的な答えになります。

高さ15mm。リストレストの中では数少ない「マウスより低く収まる」寸法で、この記事の主張である「同じか、やや低く」をそのまま満たします。手首を持ち上げずに、反るのだけを止めるという設計思想です。

2枚入りなのも実用的で、マウス側とテンキー側に分ける、あるいは左右に置くといった使い方ができます。分割キーボードと併用する人にも配慮された構成です。80×80mmと小さいので、マウスパッドの手前に置いても机の奥行きを食いません。裏面がポリウレタンで滑りにくく、両面テープなしでも定位置に留まりやすい。

2位にしたのはクッション量の少なさです。薄いぶん、手首を強く預けると底つきします。あくまで角度を作らないための土台であって、体重を受け止める道具ではありません。

そして面積が小さいので、手首の位置が少しズレると乗りません。 置き位置を体が覚えるまでは扱いにくく、薄いぶん存在感もないので、脇に押しやられても気づかないことがあります。1位より合う人を選ぶ製品です。

第3位エレコムMOH-DG01WH総合評価4.2/5

評価

手首の反りにくさ
4.5/5
高さの合わせやすさ
4/5
支持の安定感
4.5/5
蒸れにくさ
3/5
価格の手頃さ
2.5/5

ここが良い

  • メーカーが体圧流動分散をうたうEXGELを中身に使っており、縦方向の圧に加えて横方向のズレの力も分散する構造になっている
  • 手首が収まるくぼみ形状で、載せる位置が毎回同じになる。位置が決まると手首の角度も安定する
  • 高さ22mmと低反発モデルより低く、一般的な高さのマウスと段差が付きにくい
  • 表面が合成皮革で、水や中性洗剤・アルコールで拭ける

ここは惜しい

  • 合成皮革の表面はディンプル加工の布系より汗が逃げにくく、夏場は蒸れやすい
  • 単体リストレストとしては価格が高く、同じ予算でマウスパッド一体型が買える
  • 幅110×奥行73mmと小さいため、腕全体を振る低DPI運用には土台が足りない

手首の一点に圧が集中してつらい人向けの選択肢です。

中身にEXGELを使っていて、メーカーは体圧流動分散をうたっています。縦方向の圧だけでなく、横方向のズレの力も分散する構造なのがこの製品の特徴です。マウスを左右に振るときに手首が横に引っ張られる感覚がある人は、ここが効きます。

手首が収まるくぼみ形状で、乗せる位置が毎回同じになるのも見逃せません。位置が決まると、手首の角度も安定します。 高さは22mmと低反発モデルより低く、一般的な高さのマウスとなら段差が付きにくい。表面が合成皮革なので、水や中性洗剤・アルコールで拭けるのも実用的です。

3位にしたのは蒸れです。合成皮革はディンプル加工の布系より汗が逃げにくく、夏場は蒸れやすい。冷房が効いていない部屋で素手のまま長時間使うなら、ここは覚悟が要ります。

もう1点は価格です。単体リストレストとしては高く、同じ予算でマウスパッド一体型が買えます。 幅110×奥行73mmと小さいので、腕全体を振る低DPI運用には土台が足りません。

第4位サンワダイレクト200-MPD029BK総合評価4/5

評価

手首の反りにくさ
4/5
高さの合わせやすさ
4.5/5
支持の安定感
4/5
蒸れにくさ
3/5
価格の手頃さ
4/5

ここが良い

  • パッドとリストレストが一体なので、単体リストレストの最大の弱点である「押されて位置がズレる」が起きにくい
  • リストレスト部の高さが17mmと低く、パッド面との段差が小さい。手首が反る角度になりにくい
  • A4相当の210×295mmでパッド面が広く、腕全体でマウスを動かす使い方に付いてくる
  • パッド面がポリウレタンで汚れが落としやすい

ここは惜しい

  • リストレストの位置が固定されるため、マウスの持ち方や体格に合わせて前後を微調整できない
  • ジェルは熱がこもりやすく、夏場の素手運用では蒸れる。冬は逆に冷たく硬く感じる
  • 377gと厚みのある一体型なので、いま使っているマウスパッドを気に入っている人には乗り換えコストが大きい

単体リストレストがズレて困っているなら、これが解になります。

パッドとリストレストが一体なので、単体品の最大の弱点である「押されて位置がズレる」が起きません。リストレスト部の高さが17mmと低く、パッド面との段差が小さいので、手首が反る角度になりにくい設計です。

A4相当の210×295mmとパッド面が広く、腕全体でマウスを動かす使い方に付いてきます。この記事の前提である「手首を浮かせて腕で動かす」を実践するなら、パッドの面積は効きます。パッド面がポリウレタンなので汚れも落としやすい。

4位にしたのは融通の利かなさです。リストレストの位置が固定されるため、マウスの持ち方や体格に合わせた前後の微調整ができません。つまみ持ちで手首が手前に来る人と、かぶせ持ちで奥に来る人では最適位置が違いますが、そこは動かせません。

素材はジェルなので熱がこもりやすく、夏場の素手運用では蒸れます。 冬は逆に冷たく硬く感じることがあります。加えて377gと厚みのある一体型なので、いま使っているマウスパッドを気に入っている人には乗り換えコストが大きい。パッドにも不満があるときに限って候補になる製品です。

第5位サンワダイレクト100-TOK007BK総合評価3.8/5

評価

手首の反りにくさ
5/5
高さの合わせやすさ
3/5
支持の安定感
4.5/5
蒸れにくさ
3.5/5
価格の手頃さ
3/5

ここが良い

  • 支えるのが手首ではなく前腕なので、手首を曲げさせないという目的に対しては最も素直な解になる
  • デスク天板に引っ掛けて固定する方式で、ネジ穴加工が要らない。天板厚15〜25mmに対応する
  • 耐荷重5kgで腕を預けても沈み込まず、支点が動かない
  • マウス操作の範囲だけ机の外側に作業面が広がるため、狭いデスクでも肘の逃げ場ができる

ここは惜しい

  • 天板の縁に取り付ける構造上、引き出し付きデスクや天板が厚い机、L字の内側などでは付かない。設置条件を選ぶ
  • 910gと重く、幅210×奥行420mmと大きい。人が通る側に付けると体をぶつける
  • 肘の位置が固定されるため、椅子の高さや座る位置を変えると毎回合わなくなる
  • リストレストより価格が上がり、合わなかったときの損失が大きい

これだけリストレストではありません。デスクの天板に取り付けて、前腕を支えるアームレストです。

「手首を曲げさせない」という目的に対しては、実はこれが最も素直な解になります。手首より手前、つまり前腕を支えてしまえば、手首の角度を作る必要そのものがなくなるためです。天板に引っ掛けて固定する方式なのでネジ穴加工は不要で、天板厚15〜25mmに対応します。耐荷重5kgで、腕を預けても沈み込まず支点が動きません。

マウス操作の範囲だけ机の外側に作業面が広がるので、狭いデスクで肘の逃げ場がない人にも効きます。

5位にしたのは設置条件を選ぶからです。天板の縁に取り付ける構造上、引き出し付きのデスク、天板が厚い机、L字の内側などでは付きません。買う前に自分の机の縁の形状と厚みを測ってください。

910gと重く、幅210×奥行420mmと大きいので、人が通る側に付けると体をぶつけます。肘の位置が固定されるぶん、椅子の高さや座る位置を変えると毎回合わなくなるのも実際の運用では効いてきます。リストレストより価格が上がるので、合わなかったときの損失も大きい。リストレストを一度試して、それでも手首が痛むときの次の一手という位置付けです。

5製品を横並びで比較する

製品比較表
項目イチオシエレコムMOH-013BKサンワサプライTOK-ERG6BK-SエレコムMOH-DG01WHサンワダイレクト200-MPD029BKサンワダイレクト100-TOK007BK
総合評価4.4/54.3/54.2/54/53.8/5
サイズ幅110×奥行68×高さ26mm幅80×奥行80×高さ15mm幅110×奥行73×高さ22mm幅210×奥行295×高さ17mm幅210×奥行420×高さ137mm
タイプ単体(マウス用シングルサイズ)単体(薄型・マウス/テンキー兼用)単体(マウス用)マウスパッド一体型(手前にジェルリストレスト)デスク取付式アームレスト(前腕支持)
素材低反発ポリウレタン/ベース: エラストマー表面: ポリエステル/内部: ウレタンフォーム/裏面: ポリウレタン表面: ポリウレタン合成皮革/内部: EXGEL(合成ゴム)/裏面: ポリウレタンパッド面: ポリウレタン/リストレスト: ポリエステル+ジェル—
表面加工ディンプル加工————
カラーブラック・グレーの2色—ホワイト・ブルー・ピンクの3色——
内容—2枚入り———
サイズ展開—S・Mの2サイズ———
質量——約90g約377g約910g
対応———光学式・レーザー式・ブルーLED式マウス対応—
対応天板厚————15〜25mm
耐荷重————5kg
こんな人にまず1つ試したい人。低反発の感触とサイズ感を最小コストで確かめたいとき高さを足したくない人。マウスと段差を作らず、手首が反るのだけを止めたいとき手首の一点に圧が集中してつらい人。縦の圧だけでなく横ズレの力も逃がしたいときリストレスト単体だと位置がズレる人。マウスパッドごと入れ替えて手前を固定したいときリストレストが合わなかった人。手首ではなく前腕を支えて、腕ごと動かす姿勢に寄せたいとき
購入先

表を見るときに1点だけ注意があります。100-TOK007BK の「高さ137mm」は本体の全高(天板に引っ掛けるフックを含む)で、腕を乗せる面の高さではありません。 他の4製品の高さ(15〜26mm)とは測っている場所が違うので、同じ列で比べないでください。この製品だけは別枠の道具として見るのが正しい読み方です。

リストレストが要らない人

買う前に、自分が次のどれかに当てはまらないか確認してください。当てはまるなら、リストレストを足しても効果は薄いか、逆効果になります。

低DPIで腕全体を振っている人。 すでに手首を支点にしていないので、手首の角度の問題自体が発生していません。この場合は土台よりパッドの面積のほうが効きます。

トラックボールや縦型マウスを使っている人。 どちらも手首の角度が最初から立っているか、そもそも手を動かさない構造です。ここにリストレストを足すと、手首の下に余計な支点ができて姿勢が崩れます。トラックボールの比較で扱っている製品群がこれに当たります。

アームレスト付きの椅子で前腕が支えられている人。 前腕がすでに支えられているなら、手首まで支える必要はありません。まず椅子のアームレストの高さを机に合わせるほうが先です。

マウスが低背で、そもそも手首が反っていない人。 手の甲から前腕が一直線になっているなら、リストレストを入れると角度が付く側に動きます。

すでに痛みが出ている人。 リストレストは痛みを取る道具ではありません。作業量を減らし、必要なら受診してください。順序は腱鞘炎の対策に書いたとおりです。

まとめ

  1. 役割を取り違えない — 手首を載せる台ではなく、反らせないための土台
  2. 手持ちのマウスの全高を先に調べる — 選ぶ基準はここから逆算する
  3. 高さはマウスと同じか、やや低く — 迷ったら低いほうが安全側
  4. 素材は沈み方と熱で選ぶ — 低反発は圧を散らすが沈む、ジェルは沈まないが蒸れる
  5. ズレるのが嫌なら一体型 — ただしパッドの滑りも一緒に決まる
  6. 操作中は浮かせて腕で動かす — 乗せたまま滑らせると、かえって負荷が集中する

クッションの柔らかさで選ばないでください。 気持ちよさは最初の数日で慣れます。半年後に効いているのは、手首が何度で固定されているかのほうです。

よくある質問

マウス用リストレストに手首を乗せたままマウスを操作していいですか?
常時乗せたままにするのは勧めません。手首を一点で固定すると、その点を支点にした動きになり、指と前腕の腱に負荷が集まります。基本は手首を浮かせ、肘から先の腕全体でマウスを動かす形です。リストレストは、文章を読んでいるときや考えているときなど、操作していない時間に手首が反った角度で放置されるのを防ぐための土台として使ってください。操作中に軽く触れる程度に当たるのは問題ありませんが、体重を預けて滑らせる使い方は避けます。
リストレストの高さは何を基準に選べばいいですか?
使っているマウスの高さが基準です。手首を乗せたときに、手の甲から前腕にかけてがまっすぐ一直線になる高さが目標で、実際には「マウスの高さと同じか、やや低い」ものを選ぶとそこに近づきます。リストレストのほうが高いと手首が上に反り、低すぎると下に折れます。マウスの全高はメーカーの製品ページに載っているので、購入前に手持ちのマウスの高さを調べ、リストレストの高さと比べてください。
低反発とジェルはどちらがいいですか?
目的が違います。低反発は荷重を面で受けて圧を散らすのが得意な反面、体温で沈み込むため、長く預けると高さが変わって手首の角度が崩れやすくなります。ジェルは沈み込みが少なく形が戻りやすい一方、熱がこもって夏場は蒸れやすいという報告が多い素材です。角度を崩したくないならジェルや薄型ウレタン、圧の集中を散らしたいなら低反発、という切り分けになります。
マウスパッド一体型と単体のリストレスト、どちらを買うべきですか?
単体リストレストが動いてしまう人は一体型が向いています。単体はマウスを動かすたびに手や袖に押されて位置がズレ、気づくと手首が乗らない位置に移動していることがあります。一体型はパッドと固定されているのでこれが起きません。逆に、いま使っているマウスパッドの滑りが気に入っている場合は、パッドごと替えることになるので不利です。パッドに不満がないなら単体、パッドも見直すなら一体型と考えてください。
キーボード用のパームレストをマウス側に流用できますか?
高さが合えば使えますが、合わないことのほうが多いです。キーボード用はキーボードの高さに合わせて作られていて、幅も40cm前後と長い製品が中心です。マウス用に使うと、幅が余って机を占有するうえ、マウスの高さと段差が出やすくなります。マウス側は幅10cm前後の単体品か、パッド一体型のほうが収まります。キーボード側の選び方は別記事にまとめています。

この記事を書いた人

midori

PC周辺機器の仕様と売れ筋データを読み比べて、用途別の選び方に落とし込んでいます。実機を入手した製品は、記事にその旨を明記しています。

  • メーカー公表値と売れ筋データを突き合わせて比較
  • 欠点を長所と同じ密度で書く

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