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32インチモニターのおすすめランキング

公開日

この記事の結論

  1. 1

    FlexScan EV3240X-BK

    ★ 4.6

    32インチ4Kを仕事の主画面にする人。ノートPCをケーブル1本でつなぎ、有線LANまでまとめたい人

  2. 2

    32UN880K-B

    ★ 4.4

    32インチの重さでモニターアーム選びに詰まりたくない人。奥行きの浅い机で視距離を稼ぎたい人

  3. 3

    U32G4/11

    ★ 4.3

    32インチ4Kを高リフレッシュで使いたい人。仕事とゲームを1枚で兼ねたい人

  4. 4

    PD3225U

    ★ 4.2

    色を判断する作業を32インチでやる人。MacBookをThunderbolt 1本でつなぎたい人

  5. 5

    32E1N1800LA/11

    ★ 3.9

    とにかく安く32インチ4Kを試したい人。モニターアーム前提で使う人

各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

結論から書きます。32インチを買うなら、解像度は4K一択です。

同じ解像度でも画面が大きいほどピクセル密度は下がります。32インチのWQHDは約93ppi。これは24インチのフルHDとほぼ同じ粗さを、面積だけ1.8倍近くに引き伸ばした状態です。価格を理由に解像度を落とすと、真っ先に文字の輪郭に出ます。

32インチは「4K専用サイズ」— ppiで見ると理由がわかる

ピクセル密度(ppi)は、次の式で出せます。

ppi = √(横px² + 縦px²) ÷ 画面の対角インチ

この式に当てはめると、サイズと解像度の組み合わせがどれくらいの密度になるかが一覧で比べられます。

サイズ×解像度 ピクセル密度 位置づけ
24インチ フルHD 約92ppi 等倍で使える標準的な密度
27インチ WQHD 約109ppi 等倍で使える。文字はやや大きめ
27インチ 4K 約163ppi 150%スケーリングがほぼ必須
32インチ WQHD 約93ppi 24インチ フルHDと同じ粗さ
32インチ 4K 約138ppi 100〜125%で運用できる

注目すべきは32インチWQHDの約93ppiです。24インチのフルHDと数値上ほぼ変わりません。24インチなら気にならない粗さでも、面積が1.8倍近くに広がったうえで顔の正面に置かれると、文字の輪郭のギザつきが目に入ります。1080Pを32インチで使えば約69ppiまで落ち、これはもう文字を読む画面の密度ではありません。

つまり32インチというサイズは、4Kを載せてはじめて他のサイズと同じ土俵に乗るということです。27インチであればWQHDという逃げ道がありますが(27インチモニターのおすすめで解像度別に整理しています)、32インチにその逃げ道はありません。WQHDと4Kの使い分けそのものはWQHDと4Kの違いにまとめました。

32インチ4Kは、Windowsのスケーリングが素直に決まる

32インチ4Kを勧める理由は、粗が出ないことだけではありません。Windowsのスケーリングを100%か125%で運用できるという実利があります。

  • 32インチ 4K(約138ppi) → 100%でも文字が読める。大きくしたければ125%
  • 27インチ 4K(約163ppi) → 150%がほぼ必須。作業領域はWQHD相当に縮む

27インチ4Kを150%で使うと、画面に置けるウィンドウの量はWQHDモニターとほぼ同じになります。画素は増えているのに、作業領域は増えていないわけです。文字が滑らかになる対価としては妥当ですが、「4Kにしたのに机が広くならない」という不満はここから来ます。

32インチ4Kを100%で使えば、3840×2160をそのまま面積として使えます。フルHDのウィンドウを4枚並べても重なりません。125%に上げても2週間分のカレンダーとブラウザとエディタが同時に置ける程度の広さが残ります。「4Kの広さを、スケーリングで削らずに受け取れる」のが32インチの立ち位置です。

なお125%のような非整数倍のスケーリングでは、対応の古いアプリで文字がにじむことがあります。この点も踏まえると、100%で運用できる余地がある32インチは扱いやすい部類です。解像度そのものの選び方は4Kモニターのおすすめにまとめています。

32インチで失敗する3つの条件

サイズが大きいぶん、27インチまでなら考えなくてよかった制約が出てきます。買う前にこの3つを確認してください。

1. 視距離は80cm以上ほしい

32インチの横幅はおよそ70cmあります。視距離が70cm程度だと、画面の端を見るのに首を振ることになります。 目線だけで端まで届かないと、1日の終わりに首と肩に残ります。

目安は80cm以上です。座った姿勢で、目からモニターの設置予定位置までを実際に測ってください。ここが足りないまま32インチを置くと、サイズの利点より疲労のほうが先に来ます。

2. 机の奥行きが要る

視距離80cmは、机の奥行きがそのまま効いてきます。奥行き60cmの机では、モニターを最奥に置いても視距離は60cm前後にしかなりません。

対策は3つです。

  1. 奥行き70cm以上の机にする — 根本的な解決になりますが、費用も手間も一番大きい手です
  2. クランプ式のスタンドかモニターアームを使う — 脚を天板に置かないぶん、画面を奥へ逃がせます
  3. モニターを壁側に寄せ、キーボードを手前に引く — 応急処置ですが数cmは稼げます

3. モニターアームの耐荷重を超えやすい

32インチはスタンド込みで8〜10kg前後になる製品が多く、汎用モニターアームの耐荷重上限に近づきます。

確認すべきはスタンドを外したパネル部だけの質量です。仕様表にスタンド込みの数値しか載っていない製品もあり、その場合はアームに載せられるかを事前に判断できません。パネル部が6〜7kg台に収まっていれば、選べるアームの幅は広がります。

アーム側の耐荷重と可動域の選び方はモニターアームのおすすめにまとめました。もうひとつの回避策として、クランプ式のアーム一体型スタンドを持つモニターを選ぶという手があります。後述のLG 32UN880K-Bがこれに当たり、アームを買い足す必要がなくなります。

32インチモニターおすすめ5選

各製品の評価は「画質/拡張性/スタンド調整/作業のしやすさ/コスパ」の5項目・5点満点で統一しています。総合評価は単純平均ではなく、人に勧めるときの優先度を反映した編集判断の点数です。

5製品すべてが31.5型の4Kです。 WQHDや1080Pの32型を意図的に外しています。前述のとおり、このサイズで解像度を落とすと文字の粗が出るためです。

第1位EIZOFlexScan EV3240X-BK総合評価4.6/5

評価

画質
4.7/5
拡張性
4.6/5
スタンド調整
4.7/5
作業のしやすさ
4.9/5
コスパ
3.2/5

ここが良い

  • USB-C 1本で94Wまで給電でき、32型モニターがそのままドックとして完結する
  • 有線LANを内蔵しているので、Wi-Fiに頼らない在宅環境をケーブル1本にまとめられる
  • パネル部が約6.7kgに収まり、耐荷重が厳しめのモニターアームでも選択肢が残る
  • スタンドが縦回転まで動くため、アームを追加しなくても視線の高さを合わせられる

ここは惜しい

  • 32型4Kの中では価格帯が高く、パネルのスペックだけを並べると割高に見える
  • 60Hzなので、高フレームレートのゲームを目的にすると選ぶ理由がない
  • 色域の広さを売りにした製品ではなく、映像制作の色確認用途には物足りない

32インチ4Kを仕事の主画面にするなら、これが基準になります。

決め手はUSB-Cの94W給電と有線LANの内蔵です。ノートPCとはUSB-Cケーブル1本でつながり、映像・給電・ネットワーク・USB機器がまとめて通ります。32インチのモニターがそのままドックとして完結する構成で、机の上に別途ドックを置く必要がありません。94Wあれば、消費電力の大きいノートPCでも高負荷時に充電が追いつきます。

有線LAN内蔵は在宅ワークで効きます。オンライン会議中の音声の途切れは回線の変動が原因であることが多く、ここを有線にできるだけで安定します。Wi-Fiに頼らない環境を、ケーブルを増やさずに作れるのがこの製品の実利です。

前述のアーム耐荷重の話とも噛み合います。パネル部が約6.7kgに収まっているので、耐荷重が厳しめのアームでも選択肢が残ります。スタンド自体も高さ・傾き・左右角度・縦回転まで動くため、そもそもアームなしで視線の高さを合わせられます。保証5年も長期運用の前提として効いてきます。

1位にしましたが、32型4Kの中では価格帯が高いです。パネルのスペックだけを並べると割高に見えます。60Hzなので高フレームレートのゲームを目的にすると選ぶ理由がなく、色域の広さを売りにした製品でもないので映像制作の色確認用途には物足りません。「毎日8時間この画面で仕事をする」という人以外は、この価格を払う理由が薄い製品です。

第2位LG32UN880K-B総合評価4.4/5

評価

画質
4.3/5
拡張性
4.2/5
スタンド調整
5/5
作業のしやすさ
4.4/5
コスパ
4/5

ここが良い

  • スタンドがクランプ式のアームなので、32型の重量に耐えるアームを別途買い足さなくていい
  • 天板に脚を置かないぶん机の奥行きを丸ごと使え、32型に必要な80cm前後の視距離を作りやすい
  • USB-C 60W給電とUSBハブを備え、ノートPCとは1本でつながる
  • DCI-P3 95%で、写真や動画の色を扱う作業にも一応耐える

ここは惜しい

  • 給電が60Wなので、消費電力の大きいノートPCでは高負荷時に充電が追いつかないことがある
  • クランプを噛ませる天板の厚みと背面クリアランスに制約があり、設置前の採寸が必須
  • 発売から時間が経ったモデルで、60Hz・HDR性能は新しい32型に見劣りする

32インチの弱点を、製品側で先に潰しているのがこの1台です。

スタンドがクランプ/グロメット固定のアーム一体型になっています。前述の「32型はアームの耐荷重を超えやすい」という問題に対して、耐荷重の計算そのものが不要になるという解き方をしています。高さ・傾き・左右角度・縦回転に加えて前後スライドまで動くので、可動域も汎用アームに見劣りしません。

もう一点、机の奥行き不足に効きます。 天板に脚を置かないぶん、奥行きを丸ごと使えます。奥行き60cm台の机でも、モニターを奥へ逃がして80cm前後の視距離を作りやすくなります。32インチで最初につまずくのが視距離なので、ここを構造で解決している意味は大きいです。

USB-C 60W給電とUSBハブを備え、ノートPCとは1本でつながります。DCI-P3 95%なので、写真や動画の色を扱う作業にも一応耐えます。

2位にしたのは3点です。給電が60Wなので、消費電力の大きいノートPCでは高負荷時に充電が追いつかないことがあります。 クランプを噛ませる天板の厚みと背面クリアランスに制約があり、設置前の採寸が必須です。ここを測らずに買うと、そもそも取り付けられません。そして発売から時間が経ったモデルで、60Hz・HDR性能は新しい32型に見劣りします。

第3位AOCU32G4/11総合評価4.3/5

評価

画質
4.3/5
拡張性
3.2/5
スタンド調整
4.3/5
作業のしやすさ
4/5
コスパ
4.7/5

ここが良い

  • 4Kのまま160Hz出せるので、スケーリング環境でもスクロールやカーソルの追従が重く感じにくい
  • FHD 320Hzへ切り替えられ、競技系のゲームでは解像度を落として使い分けられる
  • 4K・160Hz機としては価格が抑えられており、32型4Kの入口として現実的な選択肢になる
  • 高さと縦回転まで動くスタンドが付属し、追加投資なしで視線の高さを合わせられる

ここは惜しい

  • USB-Cが無く、ノートPCとの1本接続やドック代わりの使い方はできない
  • ゲーミング寄りの外装で、仕事机に並べると配色が浮くことがある
  • DisplayHDR 400なので、HDRコンテンツの表示効果は控えめ

「32インチで高リフレッシュ」の答えを、WQHDではなく4Kで出した製品です。

高リフレッシュを求めると32インチWQHDの製品に流れがちですが、そちらを選ぶと冒頭のppi問題に戻ります。この製品は4Kのまま最大160Hzを出せるので、密度を落とさずに滑らかさを取れます。スケーリング環境でもスクロールやカーソルの追従が重く感じにくいのは、仕事の画面としても効きます。

さらにFHD 320Hzへ切り替えられるデュアルモードを備えています。競技系のゲームでは解像度を落として使い分けられる構成です。4K・160Hz機としては価格が抑えられており、32型4Kの入口として現実的な選択肢になります。高さと縦回転まで動くスタンドが付属するので、追加投資なしで視線の高さを合わせられます。

3位にしたのは拡張性です。USB-Cが非搭載で、映像入力にも給電にも使えません。ノートPCとの1本接続やドック代わりの使い方はできず、映像ケーブルと電源を別々に引くことになります。1位・2位と比べると、机の上のケーブル本数はここで差がつきます。

ゲーミング寄りの外装なので、仕事机に並べると配色が浮くことがあります。DisplayHDR 400なのでHDRコンテンツの表示効果も控えめです。ゲームを主目的にしない人が、160Hzだけを理由に選ぶ製品ではありません。

第4位BenQPD3225U総合評価4.2/5

評価

画質
4.8/5
拡張性
4.7/5
スタンド調整
4.6/5
作業のしやすさ
4.4/5
コスパ
3/5

ここが良い

  • Thunderbolt 3で85W給電でき、MacBookクラスのノートPCを1本で運用できる
  • 個体別にキャリブレーションされており、32型の広い面積でも色ムラを気にせず判断に使える
  • KVMとPIP/PBPを備え、会社PCと私物PCを1枚の画面で行き来できる
  • デイジーチェーンに対応し、2枚目のモニターへ映像を回せる

ここは惜しい

  • 価格が高く、色を扱わない事務作業には明確に過剰
  • 60Hzで可変リフレッシュレートも持たず、ゲーム用途では選ぶ理由がない
  • 32型の中でも重い部類で、モニターアームに載せるなら耐荷重の確認が必須

32インチの広い面積で、色を判断するという用途に対する回答です。

IPS Blackパネルで、DCI-P3 98%/Rec.709 99%/sRGB 100%。しかもDelta E≦2で個体別に工場キャリブレーション済みです。32型は面積が広いぶん画面内の色ムラが問題になりやすいサイズですが、そこを出荷時点で詰めてあるので、画面のどこで見ても同じ判断ができます。

拡張性も高い水準です。Thunderbolt 3で85W給電でき、MacBookクラスのノートPCを1本で運用できます。KVMとPIP/PBPを備えているので、会社PCと私物PCを1枚の画面で行き来できます。デイジーチェーンで2枚目のモニターへ映像を回せるのも、机の上のケーブルを減らす方向に効きます。

4位にしたのは費用対効果です。価格が高く、色を扱わない事務作業には明確に過剰です。1位のEV3240X-BKと違って有線LANはなく、ドックとしての完結度ではやや譲ります。60Hzで可変リフレッシュレートも持たないので、ゲーム用途では選ぶ理由がありません。

そして32型の中でも重い部類です。モニターアームに載せる前提なら、耐荷重の確認を先に済ませてください。

第5位Philips32E1N1800LA/11総合評価3.9/5

評価

画質
3.6/5
拡張性
2.6/5
スタンド調整
2.2/5
作業のしやすさ
3.6/5
コスパ
4.8/5

ここが良い

  • 32型4Kとしては価格が低く、ppiを落とさずに画面だけ大きくする最短ルートになる
  • VAで3500:1のコントラストがあり、暗い画面の締まりは同価格帯のIPSより有利
  • スタンドなし6.25kgとVESA対応で、モニターアーム前提の運用に載せやすい
  • 電源内蔵なので、机の下にACアダプタが転がらない

ここは惜しい

  • スタンドは傾きだけで高さが変えられず、視線を合わせるにはモニター台かアームが要る
  • USB-Cが無く、ノートPCとの1本接続はできない
  • VAは視野角で色が変わりやすく、32型の大画面では画面の端と中央で差を感じやすい

予算を理由に32インチWQHDへ流れそうな人に、先に見てほしい製品です。

この記事の主張は「32インチなら4K」ですが、その主張は現実的な価格の4Kが存在してはじめて成り立ちます。この製品はそこを埋める役割です。ppiを落とさずに画面だけ大きくする最短ルートになります。VAで3500:1のコントラストがあり、暗い画面の締まりは同価格帯のIPSより有利です。電源内蔵なので、机の下にACアダプタが転がらないのも地味に効きます。

スタンドなし6.25kgとVESA 100×100mm対応で、モニターアーム前提の運用にも載せやすい重量です。

5位にしたのはスタンドです。傾き(-5〜20度)のみで、高さが変えられません。 32インチは画面が大きいぶん、上端が高くなりすぎると見上げる姿勢になります。視線を合わせるにはモニター台かモニターアームが別途必要で、その費用まで含めて価格を判断してください。

USB-Cが無いのでノートPCとの1本接続もできません。VAパネルは視野角で色が変わりやすく、32型の大画面では画面の端と中央で差を感じやすいという弱点もあります。色を扱う作業には向きません。

5製品を横並びで比較する

製品比較表
項目イチオシEIZOFlexScan EV3240X-BKLG32UN880K-BAOCU32G4/11BenQPD3225UPhilips32E1N1800LA/11
総合評価4.6/54.4/54.3/54.2/53.9/5
画面31.5型 4K(3840×2160)/IPS・ノングレア31.5型 4K(3840×2160)/IPS・ノングレア31.5型 4K(3840×2160)/Fast IPS・ノングレア31.5型 4K(3840×2160)/IPS Black・ノングレア31.5型 4K(3840×2160)/VA・ノングレア
ピクセル密度約138ppi(Windowsのスケーリング100〜125%が現実的な範囲)約138ppi約138ppi約138ppi約138ppi
リフレッシュレート60Hz60Hz4K時は最大160Hz。FHDに切り替えると最大320Hz(デュアルモード)60Hz60Hz
USB-C映像入力+最大94W給電映像入力+最大60W給電非搭載(映像入力・給電ともに不可)Thunderbolt 3対応。映像入力+最大85W給電非搭載
有線LAN搭載(USB-C接続時にPC側へネットワークを渡せる)————
端子HDMI×1 / DisplayPort×1 / USB-C×1HDMI×2 / DisplayPort×1 / USB-C×1 / USBハブ(ダウンストリーム×2)HDMI 2.1×2 / DisplayPort 1.4×1Thunderbolt 3(USB-C)/ HDMI / DisplayPortHDMI 2.0×2 / DisplayPort 1.4×1
スタンド高さ・傾き・左右角度・縦回転すべて調整可クランプ/グロメット固定のアーム一体型。高さ・傾き・左右角度・縦回転・前後スライドに対応高さ・傾き・左右角度・縦回転を調整可高さ・傾き・左右角度・縦回転すべて調整可傾き(-5〜20度)のみ。高さ調整は非対応
質量約9.4kg(スタンド込み)/パネル部のみ約6.7kg———7.39kg(スタンド込み)/6.25kg(スタンドなし)
保証5年3年(無輝点保証つき)3年—5年
VESA100×100mm———100×100mm
色域—DCI-P3 95%—DCI-P3 98% / Rec.709 99% / sRGB 100%。Delta E≦2で個体別に工場キャリブレーション済み—
応答速度——1ms[MPRT](4K時)/0.3ms[MPRT](FHD時)—4ms[GTG]
輝度——450cd/m²—300cd/m²
HDR——VESA DisplayHDR 400VESA DisplayHDR 400/HDR10—
KVM———搭載(2台のPCをキーボード・マウス1組で切り替え)—
スピーカー———内蔵(2.5W+2.5W)内蔵(2W+2W)
コントラスト比————3500:1
こんな人に32インチ4Kを仕事の主画面にする人。ノートPCをケーブル1本でつなぎ、有線LANまでまとめたい人32インチの重さでモニターアーム選びに詰まりたくない人。奥行きの浅い机で視距離を稼ぎたい人32インチ4Kを高リフレッシュで使いたい人。仕事とゲームを1枚で兼ねたい人色を判断する作業を32インチでやる人。MacBookをThunderbolt 1本でつなぎたい人とにかく安く32インチ4Kを試したい人。モニターアーム前提で使う人
購入先

27インチから乗り換えるなら、机から先に測る

27インチを使っていて32インチに移る場合、モニターを選ぶ前に机を測ってください。 27インチの横幅がおよそ60cm、32インチはおよそ70cm。10cmの差ですが、必要な視距離は70cm前後から80cm以上へ動きます。

順序は次のとおりです。

  1. 座った姿勢で、目から天板の奥端までを測る — ここが80cm未満なら次の手が要る
  2. 足りない場合、脚を天板に置かない設置方法を検討する — クランプ式スタンドかモニターアーム
  3. アームにするなら、候補モニターのパネル部の質量を確認する — スタンド込みの数値では判断できない
  4. モニターの上端が座位の目線より上に来ないよう、高さ調整の可否を確認する

この4つを踏んでおけば、「置いてはみたが近すぎる」という一番多い失敗を避けられます。サイズ以外の観点も含めた全体像はモニターのおすすめに整理しています。

まとめ

  1. 32インチはWQHDも1080Pも選ばない — 約93ppi/約69ppiまで密度が落ちる
  2. 32インチ4Kは約138ppi — スケーリング100〜125%で、4Kの広さをそのまま使える
  3. 視距離は80cm以上 — 70cmだと画面の端を見るのに首を振ることになる
  4. 机の奥行きが足りなければクランプ式 — 脚を天板に置かない設置で視距離を稼ぐ
  5. アームに載せるならパネル部の質量を確認 — スタンド込みの数値では判断できない

サイズだけを見て型番の解像度を確認しないのが、32インチで最も多い失敗です。 大きさは店頭でわかりますが、ppiは仕様表を見ないとわかりません。

よくある質問

32インチでWQHDを選んではいけませんか?
文字を読む用途なら避けたほうが無難です。32インチのWQHDはピクセル密度が約93ppiで、24インチのフルHDとほぼ同じ粗さになります。24インチなら気にならない粗さでも、面積が1.8倍近くに広がると文字の輪郭のギザつきが目立ちます。価格差を理由にWQHDへ落とすくらいなら、同じ予算で買える32インチ4Kの中から選ぶほうが、あとから後悔しにくい選び方です。逆に、ゲーム機を映すだけ・監視画面として使うだけなど、文字を長時間読まない用途であればWQHDでも実用になります。
32インチには視距離がどれくらい必要ですか?
80cm以上を目安にしてください。32インチの横幅はおよそ70cmあり、70cm程度の距離だと画面の端を見るのに首を振ることになります。机の奥行きが60cmしかない場合、モニターを一番奥に置いても視距離は60cm前後にしかなりません。奥行き70cm以上の机にするか、脚を天板に置かないクランプ式のスタンドやモニターアームで画面を奥へ逃がす必要があります。買う前に、座った姿勢で目からモニター設置予定位置までを実際に測ってください。
Windowsのスケーリングは何%にすればいいですか?
32インチ4Kなら100%か125%です。約138ppiという密度は、等倍(100%)でも文字が読める下限あたりにあり、少し大きくしたければ125%を選べます。27インチ4Kは約163ppiで150%がほぼ必須になり、150%だと作業領域はWQHD相当まで縮みます。32インチ4Kを100%で使えば、4Kの広さをそのまま作業領域として使えます。なお125%のような非整数倍では、スケーリングに対応しない古いアプリで文字がにじむことがあります。
32インチはモニターアームに載せられますか?
載せられますが、耐荷重の確認が必須です。32インチはスタンド込みで8〜10kg前後になる製品が多く、汎用アームの上限に近づきます。確認すべきはスタンドを外したパネル部の質量で、ここが公表されていない製品もあります。パネル部が6〜7kg台に収まる製品なら選べるアームの幅が広がります。もうひとつの回避策は、クランプ式のアーム一体型スタンドを持つ製品を選ぶことです。この場合はアーム側を買い足す必要がなく、耐荷重の計算からも解放されます。
27インチ4Kと32インチ4K、どちらを選ぶべきですか?
スケーリングを避けたいなら32インチです。同じ4Kでも27インチは約163ppiで150%スケーリングが前提になり、実際の作業領域はWQHD相当に縮みます。32インチ4Kは約138ppiなので100〜125%で運用でき、4Kの画素数をそのまま面積として使えます。一方で27インチは机の奥行き60cm台でも視距離が足り、文字の精細さそのものは27インチ4Kのほうが上です。机が狭い、あるいは印刷物に近い精細さが欲しいなら27インチ、作業領域の広さが目的なら32インチという分け方になります。

この記事を書いた人

midori

PC周辺機器の仕様と売れ筋データを読み比べて、用途別の選び方に落とし込んでいます。実機を入手した製品は、記事にその旨を明記しています。

  • メーカー公表値と売れ筋データを突き合わせて比較
  • 欠点を長所と同じ密度で書く

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