本文へスキップ
ガジェットベースGadget Base
メニュー
デスク環境

デスクワゴンのおすすめと選び方

公開日

この記事の結論

  1. 1

    RKD-39

    ★ 4.4

    天板下の有効高が60cm以上あり、書類を施錠して仕舞える引き出し型を組み立てずに置きたい人

  2. 2

    MUD-50

    ★ 4.2

    引き出しは要らず、A4ファイルボックスやプリンターの定位置だけ足元に作りたい人

  3. 3

    100-SNW017BK

    ★ 4.1

    木目のデスクに合わせつつ、浅型と深型を1台で兼ねる引き出し型を置きたい人

  4. 4

    100-WG012M

    ★ 4.0

    デスク下の幅に余裕がなく、脚のあいだの細い隙間に押し込みたい人

  5. 5

    100-SNW027BK

    ★ 3.8

    昇降デスクを使っていて、座位と立位で天板下の有効高が変わる環境に合わせたい人

各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

結論から書きます。デスクワゴンは「天板下に入る高さかどうか」で9割決まります。

多くのデスクは天板下の有効高が60〜65cmです。ワゴンの全高がそれを超えると机の横に出すことになり、通路と足元を潰します。買う前に測るのは幅ではなく高さです。

測るのは幅ではなく「天板下の有効高」

デスクワゴンの失敗はほぼ1つの形をしています。届いてから天板下に入らず、机の横に置くことになる。 そうなった瞬間、ワゴンは収納ではなく「通路を狭くする家具」に変わります。椅子を引くたびに角が当たり、掃除機をかけるたびに動かすことになる。

ワゴンの商品ページは幅と収納量を前に出しますが、入るか入らないかを決めているのは高さです。ここを外すと、他がどれだけ良くても取り返せません。

有効高は「床から天板の裏まで」ではない

測るのは、床から天板下でいちばん低く出っ張っているものまでです。該当するのは次のようなものです。

  • 幕板(天板手前の目隠し板)
  • 脚のフレーム、貫(ぬき)
  • デスクに最初から付いている引き出し
  • あとから天板裏に付けた収納やケーブルトレー

平らな天板だけのデスクなら有効高は60〜65cmに収まりますが、幕板があると55cm前後まで落ちることがあります。天板の高さから10cm近く削られると考えておくと安全です。

天板裏にすでに引き出しやトレーを付けている人は、その下端が基準になります。何を付けているかで数字が変わるので、後から追加した収納がある場合はその状態で測り直してください。

昇降デスクは最低高で測る

昇降デスクを使っているなら、いちばん低く下げた状態で測ります。

座位のときの高さで測って買うと、立位から座位へ戻したときに天板がワゴンに当たります。多くの機種は荷重を検知してそこで止まるので壊れはしませんが、毎回ワゴンを引き出すことになり、ワゴンを置いた意味がなくなります。

最低高が65cmまで下がるデスクなら、選べるワゴンの全高は60cm前後まで。ここが厳しいなら、後述する天板の高さを変えられるワゴンが現実解になります。昇降デスク側の可動域は機種によって差があるので、昇降デスクの比較で最低高を確認しておくと選択肢が絞れます。

高さの次に見る4つ

高さで候補が絞れたら、残りはこの4点で切り分けます。

1. 引き出しの種類 — 浅型は文具、深型はA4

3段の引き出し型は、たいてい上2段が浅型、最下段が深型という構成です。この分け方には理由があります。

  • 浅型 — ペン、USBメモリ、印鑑、名刺。深いと下に埋もれて見つからなくなる物
  • 深型 — A4ファイル、書類の束、ガジェットの空き箱。立てて入れる物

引き出しがまったく要らないケースもあります。A4ファイルボックスやプリンターのように大きくて出し入れ頻度が高い物が主役なら、中身が一目で見えるオープン棚型のほうが速い。引き出しを開ける動作が1つ増えるだけで、使わなくなることがあります。

2. キャスターのロック — 「動く」より「止まる」が効く

キャスター付きは掃除のときに便利ですが、日常で効いてくるのは止まることのほうです。

引き出しを引くと、ワゴン自体が手前に転がってきます。ストッパーのない機種は、引き出すたびに膝でワゴンを押さえることになる。4輪のうち2輪にストッパーが付いていれば、定位置ではロックしておけます。

3. 耐荷重 — 総耐荷重と各段耐荷重は別

仕様表には「総耐荷重40kg」と「各段耐荷重10kg」の両方が書かれます。この2つは別の数字です。

書類の束は見た目より重く、A4ファイル1冊で1kg前後になります。最下段にファイルを10冊立てれば、それだけで各段の上限に近づきます。総耐荷重に余裕があっても、1段に集中させると先に各段の上限が来るという点に注意してください。

4. 天板を作業面として使うか

ワゴンの天板を使う気があるなら、天板耐荷重を見ます。

  • 15kg程度 — 書類やティッシュを一時置きする程度
  • 20kg程度 — 小型プリンターや外付けドライブを常設できる

机の横に出して使うなら、天板の高さがデスク天板とどれだけ違うかも見ておくと使い勝手が変わります。デスク側の高さ設定についてはデスクの高さの決め方にまとめました。

買う前に知っておくべき2つの弱点

デスクワゴンには構造由来の弱点が2つあります。買ってから気づくと打ち手が限られるので、先に書いておきます。

1つ目は、引き出しの奥が死ぬことです。 奥行40〜50cmの引き出しは、手前3割しか使われないまま終わることがよくあります。原因は物理的なもので、フルスライドレールでない機種は引き出しが半分ほどしか出ず、最奥に手を入れるには身体を沈める必要がある。結果として、奥に入れた物は「あることを忘れる」領域になります。

対策は2つ。フルスライドレールの機種を選ぶか、奥に入れるのは年に数回しか触らない物に限定するか。後者を最初から決めておくと、奥が死んでいても困りません。

2つ目は、キャスターの跡です。 柔らかいクッションフロアや無垢材のフローリングでは、10kgを超えるワゴンを同じ位置に置き続けると凹みが残ります。カーペットの上では跡は目立ちにくくなりますが、今度はキャスターが沈んで転がりにくくなる。

跡を避けたいなら、ワゴンの足元まで含めてチェアマットを敷いてしまうのが最も簡単です。チェアのキャスター跡も同時に防げます。素材ごとの違いはチェアマットの比較を参照してください。

デスクワゴンおすすめ5選

各製品の評価は「天板下への収まり/収納量/出し入れのしやすさ/移動と固定/天板の使いやすさ」の5項目・5点満点で統一しています。総合評価は単純平均ではなく、人に勧めるときの優先度を反映した編集判断の点数です。

第1位山善RKD-39総合評価4.4/5

評価

天板下への収まり
4.5/5
収納量
4.5/5
出し入れのしやすさ
5/5
移動と固定
4/5
天板の使いやすさ
4/5

ここが良い

  • 高さ60cmちょうどで、天板下の有効高が60cm台のデスクなら足元に丸ごと収まる形状
  • 完成品で届くため、16kgのスチール製ワゴンを自分で組み立てる工程が要らない
  • 全段フルスライドレールで、引き出しの奥まで一度に引き出せる。奥が死にがちという引き出し型の弱点を構造で潰している
  • 鍵1本で3段まとめて施錠できるオールロック式。在宅と出社が混ざる環境で書類を放置せずに済む
  • 最下段は仕切板付きでA4ファイルを立てられ、上段のペントレーと役割が分かれている

ここは惜しい

  • 高さがちょうど60cmなので、天板下の有効高が60cmを切るデスクや、幕板・引き出しが付いたデスクには入らない
  • 本体16kgとスチール製で重く、キャスターがあっても厚いカーペットの上では動かしにくい
  • 奥行50cmは一般的なデスク(奥行60〜70cm)の下でかなり前に出るため、脚を組む余地は残らない
  • スチール天板は傷が目立ちやすく、作業面として使うならマットを重ねる前提になる

高さ60cmちょうどに、引き出し型の弱点への対策が全部入っています。

まず全高60cm。天板下の有効高が60cm台のデスクなら、足元に丸ごと収まります。そのうえで全段フルスライドレールを採用していて、引き出しを最後まで引き出せる。前述した「引き出しの奥が死ぬ」という弱点を、構造で潰しにいっている製品です。

3段の役割分担も明快で、上段はペントレー付き、最下段は仕切板付きでA4ファイルが立ちます。総耐荷重40kg、最下段だけは20kgまで載るので、書類の束を集中させても余裕があります。

鍵1本で3段まとめて施錠できるオールロック式なのも実用的です。在宅と出社が混ざる働き方で、机の上に契約書を置いたまま出かけずに済みます。

そして完成品で届きます。16kgのスチール製ワゴンを自分で組み立てる工程がないのは、この重量帯では大きな差です。

1位にしましたが、弱点も高さに集約されます。全高がちょうど60cmなので、有効高が60cmを切るデスクや幕板付きのデスクには入りません。 奥行50cmも一般的なデスク(奥行60〜70cm)の下ではかなり前に出るため、脚を組む余地は残らないと考えてください。

スチール天板は傷が目立つので、作業面として使うならマットを重ねる前提になります。16kgあるうえキャスターがナイロン製で、厚いカーペットの上では動かしにくい点も見ておいてください。

第2位山善MUD-50総合評価4.2/5

評価

天板下への収まり
4/5
収納量
3.5/5
出し入れのしやすさ
4.5/5
移動と固定
4.5/5
天板の使いやすさ
4.5/5

ここが良い

  • 引き出しがないぶん中身が一目で見え、奥に置いたものを忘れるという引き出し型の失敗が起きない
  • 天板の高さを3段階で変えられるので、天板下の有効高に合わせて上段の余白を調整できる
  • 約6.8kgと軽く、キャスター4個のうち2個にストッパーが付く。掃除のときに片手で引き出せる
  • 奥行29.5cmと浅く、奥行60cmのデスク下に入れても足を伸ばす余地が残りやすい
  • 棚耐荷重20kgでA4ファイルボックスや小型プリンターを載せられ、天板を作業面としても使える

ここは惜しい

  • 全高60.5cmで、天板下の有効高が60cmちょうどのデスクだと数mm単位で入らない可能性がある
  • 扉も引き出しもないため中身が露出し、雑然として見えるものを入れると視界に入り続ける
  • 軽量ゆえに上段に重いものを載せると重心が上がり、フローリングで押したときに動きやすい
  • 組み立て式で、完成品を求める人には向かない

引き出しを捨てて、見える収納に振った1台です。

オープン棚2段+天板という構成で、引き出しはありません。そのぶん中身が一目で見え、奥に置いた物を忘れるという失敗が起きない。 A4ファイルボックスや小型プリンターのように、大きくて出し入れ頻度が高い物の定位置を作るなら、こちらのほうが速く動けます。

奥行29.5cmと浅いのも効いています。奥行60cmのデスク下に入れても、足を伸ばす余地が残りやすい。約6.8kgと軽く、キャスター4個のうち2個にストッパーが付くので、掃除のときは片手で引き出せます。

天板の高さを3段階で変えられるのもこの価格帯では珍しく、天板下の有効高に合わせて上段の余白を調整できます。棚の耐荷重は20kgあるので、天板を作業面として使う余地もあります。

2位にしたのは全高です。60.5cmという数字は、有効高がちょうど60cmのデスクだと数mm単位で入りません。1位のRKD-39が60cmちょうどなのと比べると、対応できるデスクの範囲が一段狭くなります。

扉も引き出しもないので、雑然として見える物を入れると視界に入り続けます。軽量なぶん上段に重い物を載せると重心が上がり、フローリングで押したときに動きやすい。組み立て式である点も、完成品を求める人には向きません。

第3位サンワダイレクト100-SNW017BK総合評価4.1/5

評価

天板下への収まり
4.5/5
収納量
4.5/5
出し入れのしやすさ
3.5/5
移動と固定
3.5/5
天板の使いやすさ
4/5

ここが良い

  • 高さ60cm・奥行40cm台と、天板下に収める前提で寸法が組まれている
  • 上2段が浅型で文具、最下段が深型でA4ファイルという役割分担が最初から効いている
  • 木製化粧板で、スチール製ワゴンより木目のデスクに馴染む
  • 天板耐荷重20kgで、机の横に出したときは簡易サイドテーブルとして使える
  • 3色展開があり、デスクや床の色に寄せて選べる

ここは惜しい

  • 本体約16kgと重く、組み立ても必要。設置後に置き場所を試行錯誤する用途には向かない
  • 木製で角が丸くないため、キャスターで動かすときに壁や机脚を傷めやすい
  • 総耐荷重30kgは同サイズのスチール製(40kg)より低く、書籍を詰めると上限に近づく
  • 引き出しの奥行が40cm前後あり、フルスライドではないぶん最奥は手が届きにくい

引き出し型の標準構成を、木目のデスクに合わせて選べる1台です。

高さ60cm・奥行40cm台と、天板下に収める前提で寸法が組まれています。上2段が浅型で文具、最下段が深型でA4ファイルという役割分担が最初から効いている構成で、前述した浅型・深型の使い分けをそのまま実装した形になります。

木製化粧板なので、スチール製ワゴンより木目のデスクに馴染みます。ブラック・ホワイト・ダークブラウンの3色があり、床の色に寄せて選べるのも家具としては大きい。天板耐荷重20kgあるので、机の横に出したときは簡易サイドテーブルとしても使えます。

この製品はデスク収納の比較でも「机の外へまとめて出す」枠として取り上げています。そちらでは天板裏の収納との比較で見ていますが、ワゴン同士で並べると評価の焦点が変わります。

3位にしたのは、引き出しの引き出し方です。フルスライドではないぶん、奥行40cm前後の引き出しの最奥は手が届きにくい。 1位が構造で潰した弱点が、ここでは残ります。

約16kgで組み立ても必要なので、設置後に置き場所を試行錯誤する用途には向きません。角が丸くない木製なので、キャスターで動かすときに壁や机脚を傷めやすい点も注意が要ります。総耐荷重30kgは同サイズのスチール製(40kg)より低く、書籍を詰めると上限に近づきます。

第4位サンワダイレクト100-WG012M総合評価4/5

評価

天板下への収まり
4.5/5
収納量
3/5
出し入れのしやすさ
4/5
移動と固定
4.5/5
天板の使いやすさ
3/5

ここが良い

  • 奥行27cmと薄く、デスク脚のあいだやチェアの可動域を避けた細い隙間に入れられる
  • 高さ60cmで、天板下の有効高が60〜65cmのデスクの大半に収まる
  • 棚板の高さを変えられるので、A4ファイルを立てるか小物を積むかを後から決められる
  • 約9kgと軽く、取っ手とストッパー付きキャスターで引き出す・止めるが片手で完結する
  • 向きを変えて置ける2WAY設計で、机の下でも横でも収まりの良い面を選べる

ここは惜しい

  • 天板耐荷重15kgと低く、プリンターやモニターを載せる用途には使えない
  • オープン棚のみで引き出しがなく、文具のような細かいものは別途ケースが要る
  • パーティクルボードのため水濡れに弱く、湿気の多い床置き環境では膨らむ恐れがある
  • 収納量は他の3段引き出し型より明確に少ないので、書類が多い人には物足りない

高さは足りているが、幅が足りない机のための1台です。

薄い面が27cm。デスク脚のあいだや、チェアの可動域を避けた細い隙間に差し込めます。高さ60cmなので、有効高60〜65cmのデスクの大半には収まる。「入れる場所がそもそも狭い」という制約から入る人には、これが最初の候補になります。

向きを変えて置ける2WAY設計で、机の下でも横でも収まりの良い面を選べます。そのため公式の表記が幅27×奥行41、販売ページが幅41×奥行27と入れ替わることがありますが、指しているのは同じ製品です。薄い面が27cmと覚えておくと混乱しません。

棚板の高さを変えられるので、A4ファイルを立てるか小物を積むかは後から決められます。約9kgと軽く、取っ手とストッパー付きキャスターで「引き出す・止める」が片手で完結します。

4位にしたのは収納量です。A4ファイル約9冊が目安で、他の3段引き出し型と比べると明確に少ない。書類が多い人には物足りません。

天板耐荷重15kgと低いので、プリンターやモニターを載せる用途にも使えません。オープン棚のみなので文具のような細かい物には別途ケースが要りますし、パーティクルボードは水濡れに弱く、湿気の多い床置き環境では膨らむ恐れがあります。机が狭いという制約がないなら、選ぶ理由は薄い製品です。

机全体が狭くて置き場所から考える必要があるなら、狭いデスクでの構成も併せて見てください。

第5位サンワダイレクト100-SNW027BK総合評価3.8/5

評価

天板下への収まり
5/5
収納量
3/5
出し入れのしやすさ
4/5
移動と固定
3.5/5
天板の使いやすさ
4.5/5

ここが良い

  • 天板を50〜72cmの範囲で無段階に上下できるので、天板下の有効高が足りないデスクでも下げて収められる
  • 昇降デスクを立位に上げたときは天板を持ち上げ、サブ天板やスタンディング用の小机として使える
  • 最低50cmまで下がるため、幕板や引き出しでクリアランスが削られたデスクでも入る余地が大きい
  • 天板が広く(幅50×奥行32cm)、ポータブル電源やプロジェクターの台としても成立する
  • ガス圧式で、荷物を載せたまま片手で高さを変えられる

ここは惜しい

  • 収納は引き出し2段のみで、同価格帯の3段ワゴンより収納量は明確に少ない
  • 昇降機構を持つぶん本体価格が他のデスクワゴンより高く、収納だけが目的なら割高
  • 約14.2kgと重いうえに組み立て式で、設置後に気軽に動かす使い方には向かない
  • 天板を上げた状態では重心が上がるため、載せる物の重量には注意が要る

天板下の有効高が足りないデスクに、唯一入れられる形です。

天板が50〜72cmの範囲で無段階に上下します。最低50cmまで下がるので、幕板や備え付けの引き出しでクリアランスが削られたデスクでも、入る余地が大きく残ります。この記事の軸である「有効高で落ちる」という失敗を、製品側で回避できる唯一の構成です。

昇降デスクとの相性も良く、立位に上げたときは天板を持ち上げてスタンディング用の小机として使えます。天板が幅50×奥行32cmと広いので、ポータブル電源やプロジェクターの台としても成立します。ガス圧式なので、荷物を載せたまま片手で高さを変えられます。

5位にしたのは、収納家具としての効率です。引き出しは2段のみで、同価格帯の3段ワゴンより収納量は明確に少ない。昇降機構を持つぶん本体価格も上がるので、収納だけが目的なら割高になります。

約14.2kgと重いうえに組み立て式で、設置後に気軽に動かす使い方には向きません。天板を上げた状態では重心が上がるため、載せる物の重量にも注意が要ります。

なお天板単体の耐荷重はメーカーが公表していません。本体の総耐荷重35kgしか確認できないので、天板に重い機材を常設する前提では選ばないでください。

5製品を横並びで比較する

製品比較表
項目イチオシ山善RKD-39山善MUD-50サンワダイレクト100-SNW017BKサンワダイレクト100-WG012Mサンワダイレクト100-SNW027BK
総合評価4.4/54.2/54.1/54/53.8/5
外寸幅39×奥行50×高さ60cm幅50×奥行29.5×高さ60.5cm幅40×奥行43.2×高さ60cm(取っ手含む)幅41×奥行27×高さ60cm幅50×奥行32×高さ50〜72cm
段数3段(上段はペントレー付き、最下段は仕切板付きでA4対応)—3段(上2段は浅型、最下段はA4ファイル対応の深型)—2段の引き出し
総耐荷重40kg40kg30kg35kg35kg
各段耐荷重上段・中段は各10kg、最下段は20kg—20kg——
天板耐荷重20kg—20kg15kg—
施錠オールロック式(1本の鍵で3段同時施錠・鍵2本付属)————
レール全段フルスライドレール————
キャスターナイロン製キャスター4個(うち2個ストッパー付き)付属(ストッパー付き)ストッパー付き付属(ストッパー付き)
材質スチールフレームはスチール粉体塗装、棚板は化粧繊維板木製(化粧板)パーティクルボード+アルミフレーム天板は合板/MDF、脚部はスチール(エポキシ粉体塗装)
重量約16kg約6.8kg約16kg約9kg約14.2kg
組み立て完成品(組み立て不要)組み立て式お客様組立組み立て式組み立て式
カラーマットブラック / マットホワイトの2色ウッドナチュラル / ブラウン / アイボリーなどブラック / ホワイト / ダークブラウンの3色木目調ブラック / ホワイトの2色
構成—オープン棚2段+天板(引き出しなし)—オープン棚(棚板の高さを可変、向きを変える2WAY設置)—
天板高さ調節—3段階———
各棚耐荷重—20kg———
本体のみの外寸——幅40×奥行40×高さ60cm——
収納の目安———A4ファイル約9冊、コミック約25冊—
取っ手———付属—
昇降方式————ガス圧式・無段階
天板サイズ————幅50×奥行32cm
こんな人に天板下の有効高が60cm以上あり、書類を施錠して仕舞える引き出し型を組み立てずに置きたい人引き出しは要らず、A4ファイルボックスやプリンターの定位置だけ足元に作りたい人木目のデスクに合わせつつ、浅型と深型を1台で兼ねる引き出し型を置きたい人デスク下の幅に余裕がなく、脚のあいだの細い隙間に押し込みたい人昇降デスクを使っていて、座位と立位で天板下の有効高が変わる環境に合わせたい人
購入先

置いたあとに効いてくること

高さが合っていれば、あとは運用の話になります。ここを決めておくと、数か月後に「結局使っていない」となりません。

  1. 最下段に入れる物を先に決める — 深型はA4ファイル、と役割を固定する
  2. 奥に入れるのは年に数回触る物だけにする — 引き出しの奥が死ぬのは前提として扱う
  3. 定位置ではキャスターをロックする — 引き出しを引いたときにワゴンが逃げない
  4. 床材が柔らかいならマットを先に敷く — 凹んでからでは戻らない

ワゴンは足元に置くので、電源タップやケーブルの通り道とぶつかります。先に配線の経路を決めておくと、ワゴンを動かすたびにケーブルを引っ張る事態を避けられます。机まわり全体の組み立て順はデスク環境の作り方にまとめました。

まとめ

  1. 天板下の有効高を測る — 床から、天板下でいちばん低い出っ張りまで
  2. 昇降デスクは最低高で測る — 座位の高さで測ると、下げたときに当たる
  3. 有効高と全高の差が1cm未満なら入らないと考える — 60cmと60.5cmは別物
  4. 入れる物で引き出し型かオープン棚型かを決める — 細かい物は引き出し、大きい物は棚
  5. キャスターはロックの有無を見る — 引き出しを引くとワゴンが逃げる

収納量から選ばないでください。 容量の大きいワゴンほど背が高くなり、天板下から弾かれます。机の横に出た瞬間、そのワゴンは収納ではなく障害物になります。

よくある質問

デスクワゴンは買う前にどこを測ればいいですか?
天板下の有効高です。床から天板の裏までではなく、床から「天板下でいちばん低く出っ張っているもの」までを測ってください。幕板、フレーム、備え付けの引き出し、天板裏に付けた収納やケーブルトレーが該当します。多くのデスクで有効高は60〜65cmに収まりますが、幕板があると55cm前後まで落ちることがあります。ここが製品の全高を下回ると、机の下には入りません。幅と奥行はその次で構いません。
昇降デスクの場合はどう測りますか?
最低高で測ってください。昇降デスクは天板の高さが変わるので、いちばん低く下げた状態の有効高が、ワゴンが入るかどうかの上限になります。座位で使うときの高さで測って買うと、立位から座位へ戻したときに天板がワゴンに当たり、そこで昇降が止まります。機種によってはモーターが荷重を検知して停止するので壊れはしませんが、毎回ワゴンを引き出す運用になり、意味がありません。最低高で入る全高を選ぶか、天板の高さを変えられる昇降式のワゴンを選ぶのが確実です。
引き出し型とオープン棚型はどちらがいいですか?
入れる物で決まります。文具・ケーブル・印鑑のように細かくて見せたくない物が多いなら引き出し型、A4ファイルボックスやプリンターのように大きくて出し入れ頻度が高い物なら、中身が一目で見えるオープン棚型が向きます。引き出し型は「奥に入れた物を忘れる」という失敗が起きやすく、フルスライドレールでない機種ほどその傾向が強くなります。両方入れたいなら、上段が浅型・最下段が深型に分かれた3段タイプが折衷案になります。
キャスターで床に跡が残りませんか?
床材によっては残ります。とくに柔らかいクッションフロアや無垢材のフローリングは、重いワゴンを同じ位置に置き続けると凹みが出ます。カーペットやタイルカーペットの上では、キャスターが沈んで転がりにくくなる代わりに跡は目立ちにくくなります。跡を避けたいなら、ワゴンを含めた足元にチェアマットを敷いてしまうのがいちばん簡単です。チェアのキャスター跡も同時に防げます。
完成品と組み立て式では、どちらを選ぶべきですか?
設置場所が決まっているなら完成品が楽です。デスクワゴンは10〜16kgあるものが多く、スチール製の3段引き出しを自分で組むのは相応の手間になります。一方、組み立て式は梱包が小さく、玄関から部屋までの搬入が楽で、価格も抑えられる傾向があります。エレベーターのない集合住宅や、廊下の狭い間取りなら組み立て式のほうが現実的です。設置後に置き場所を何度も変えたい人は、軽量な組み立て式を選んでおくと動かしやすくなります。

この記事を書いた人

midori

PC周辺機器の仕様と売れ筋データを読み比べて、用途別の選び方に落とし込んでいます。実機を入手した製品は、記事にその旨を明記しています。

  • メーカー公表値と売れ筋データを突き合わせて比較
  • 欠点を長所と同じ密度で書く

運営者情報とレビュー方針を見る

あわせて読みたい

  • ランキングデスク環境

    デスク収納のおすすめランキング

    1位★ 4.4

    100-KB027BK

    デスク収納のおすすめを、天板裏・モニター下・サイドという「物の逃がし先」で整理して5製品のランキングにしました。後付け引き出しの穴あけ可否と、膝が当たらない高さの測り方から解説します。

    5製品を比較

  • ガイドデスク環境

    狭いデスクで在宅ワーク環境を作る

    幅100cm以下の狭いデスクで在宅ワーク環境を作る方法を、効果の大きい順に解説します。狭さの本質が幅ではなく奥行きである理由と、予算別の具体的な構成例まで書きます。

    更新3製品を比較

  • ランキングデスク環境

    チェアマットのおすすめランキング

    1位★ 4.5

    100-MAT007

    チェアマットのおすすめを、キャスター滑走性・床の保護力・サイズ・設置のしやすさ・床材の汎用性の5軸で5製品比較しました。フローリングの跡防止とカーペットで椅子が動かない問題は別で、必要な素材も違います。

    5製品を比較

  • ガイドデスク環境

    デスク環境の作り方完全ガイド

    イチオシ★ 4.8

    LX デスクマウント

    デスク環境の構築を予算5万円・15万円・40万円の3パターンで具体的に解説します。キーボード・マウス・モニター・デスク・チェア・モニターアーム・配線まで、後戻りが起きない「先にお金をかけるべき順番」を整理しました。

    更新4製品を比較

デスク環境の記事をもっと読む

デスク・チェア・アーム・配線まで含めた環境構築

デスク環境の記事一覧へ