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静音キーボードのおすすめランキング

公開日

この記事の結論

  1. 1

    HHKB Professional HYBRID Type-S

    ★ 4.7

    静かさを最優先し、配列を変える覚悟がある人

  2. 2

    REALFORCE R3 静音モデル

    ★ 4.6

    日本語配列のまま、静かさだけを手に入れたい人

  3. 3

    Logicool MX Keys S

    ★ 4.3

    薄型で静かなキーボードを、現実的な価格で使いたい人

  4. 4

    Keychron K8 Pro(静音軸に換装)

    ★ 4.0

    メカニカルの打鍵感を残したまま音を下げたい人

  5. 5

    Logicool K295

    ★ 3.7

    とにかく安く、いますぐ打鍵音を下げたい人

各製品の詳しい評価を読むには、このまま下へスクロールしてください。

結論から書きます。静かさを最優先するなら HHKB Professional HYBRID Type-S、日本語配列のまま静音化したいなら REALFORCE R3 静音モデル です。 予算を抑えるなら薄型パンタグラフのMX Keys S。

ただし製品を選ぶ前に知っておくべきことがあります。打鍵音には2種類あって、「静音」と書かれた製品が消しているのは片方だけです。ここを理解しないと、買ってから「思ったより鳴る」となります。

打鍵音には2種類あります

これがこの記事でいちばん伝えたい部分です。

1. 戻り音(上向きの音) — 指を離したときにキーが戻ってスイッチ上部に当たる音です。「カチャカチャ」という高い音の正体はこれで、静音モデルが消しているのは主にこちらです。静音軸のゴム、静電容量無接点の静音機構、どちらも戻り音を抑える仕組みです。

2. 底打ち音(下向きの音) — キーを最下点まで押し込んだときに、キーが底に当たる音です。「ドンドン」という低い音で、これは静音モデルでも残ります。強く打つ人ほど大きくなります。

つまり「静音」と書かれた製品を買っても、強く打てば音は出ます。 とくにスペースキーとエンターキーは構造上いちばん鳴りやすく、ここは製品を替えても完全には消えません。

静音キーボードおすすめランキング5選

各製品の評価は「静音性/打鍵感/配列の選びやすさ/携帯性/コスパ」の5項目・5点満点で統一しています。総合評価は単純平均ではなく、静かさを求める人に勧めるときの優先度を反映した編集判断の点数です。

第1位PFUHHKB Professional HYBRID Type-S総合評価4.7/5

評価

静音性
4.8/5
打鍵感
5/5
配列の選びやすさ
3.2/5
携帯性
4.5/5
コスパ
3.5/5

ここが良い

  • 戻り音がほぼ消え、音の芯がなくなるため会議のマイクに乗りにくい
  • 底打ちしない打ち方に移行でき、音と疲労を同時に減らせる
  • 60キーで省スペース、持ち運びもできる

ここは惜しい

  • Controlの位置と矢印キーなしで、2週間ほどの再学習が要る
  • スペースキーの音は残るため、完全な無音ではない

静かさという一点で見れば、これが到達点です。

数値以上に効くのは音の質です。戻り音の芯がなくなり、「コトン」から「トスッ」に変わります。オンライン会議でミュートを解除したまま議事メモを取っても指摘されなくなったというのが、いちばん実感のある変化でした。

弱点は静音性ではなく配列です。60キーでControlがAの左隣、矢印キーはFn同時押しになるため、2週間ほどの再学習が要ります。静かさのために配列を変える覚悟があるかが唯一の分岐点です。詳しくはHHKB Professional HYBRID Type-Sを1年使ったレビューに書きました。

なおスペースキーの音は残ります。完全な無音を期待すると裏切られます。

価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。

第2位東プレREALFORCE R3 静音モデル総合評価4.6/5

評価

静音性
4.6/5
打鍵感
4.7/5
配列の選びやすさ
4.8/5
携帯性
2.5/5
コスパ
3.6/5

ここが良い

  • 日本語配列が標準ラインナップにあり、配列を変えずに静音化できる
  • 荷重を30g・45g・変荷重から選べ、打鍵の軽さでも音を下げられる
  • 矢印キーとファンクションキーが独立していて学習コストがない

ここは惜しい

  • 本体が大きく重く、持ち運びは現実的でない
  • 型番が多く、静音モデルかどうかの判別に慣れが要る

日本語配列のまま静音化できる、ほぼ唯一の選択肢です。1位との差は静音性ではなく、要求される変化の量にあります。

HHKBと打ち比べても、静かさの差はごくわずかです。実用上は「どちらも十分静か」の領域に入っています。

にもかかわらず2位にしたのは携帯性と価格ですが、会社のPCと配列を揃える必要がある人にとっては、こちらが実質1位です。矢印キーもファンクションキーも独立しているので、乗り換えの学習コストがありません。

さらに荷重を30g・45g・変荷重から選べるため、軽い荷重を選べば打鍵の強さ自体が下がり、音もさらに落ちます。詳細はREALFORCE R3を半年使ったレビューにまとめました。

注意点は型番の分かりにくさです。静音モデルかどうかは型番から読み取る必要があるので、購入時は「静音」の記載を必ず確認してください。

価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。

第3位LogicoolLogicool MX Keys S総合評価4.3/5

評価

静音性
4.4/5
打鍵感
3.8/5
配列の選びやすさ
4.5/5
携帯性
4/5
コスパ
4.4/5

ここが良い

  • ストロークが浅く、そもそも大きな音が出にくい
  • 3台切替とバックライトを備え、実用機能が揃っている
  • 静電容量やメカニカルより価格が抑えられる

ここは惜しい

  • ストロークが浅いぶん、底打ちの衝撃が指に直接くる
  • 打鍵感を求める用途には向かない

薄型パンタグラフです。ストロークが浅いので、そもそも大きな音が出ません。 静音機構で音を消しているのではなく、構造的に音が出にくいというアプローチです。

3台切替とバックライトを備え、実用機能も揃っています。静電容量無接点やメカニカルと比べて価格が抑えられるのも現実的な利点です。ノートPCの打鍵感が好きな人には、むしろこれが最適解になります。

弱点は打鍵感です。ストロークが浅いぶん、底打ちの衝撃が指に直接くるので、長時間打つと指先が疲れます。音は小さくても、指の負担は静電容量無接点のほうが軽いです。

「静かで、そこそこ打てて、高すぎない」を狙うならここが落としどころになります。

価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。

第4位KeychronKeychron K8 Pro(静音軸に換装)総合評価4/5

評価

静音性
3.8/5
打鍵感
4.5/5
配列の選びやすさ
3.8/5
携帯性
3/5
コスパ
4.2/5

ここが良い

  • ホットスワップで静音軸に交換でき、静音化を後から選べる
  • 静音リングの追加など、段階的に音を追い込める
  • キーマップも作り替えられ、静音化以外の伸びしろがある

ここは惜しい

  • 交換しても静電容量無接点の静音モデルほど静かにはならない
  • 標準構成のままだと、この5製品でいちばんうるさい

メカニカルの打鍵感を残したまま静音化するルートです。ホットスワップ対応なので、静音軸に交換して段階的に音を追い込めます。

標準構成のままだと、この5製品でいちばんうるさい状態です。ここから静音軸への交換とキーキャップ裏の静音リング追加で、体感はかなり下がります。

ただし正直に書くと、それでも静電容量無接点の静音モデルには届きません。 底打ちの衝撃が筐体に伝わって反響する部分が残るからです。

4位にしたのはそのためですが、目的が「静かさだけ」ではない人にとっては有力です。キーマップも作り替えられるので、静音化以外の伸びしろがあります。詳しくはKeychron K8 Proのレビューに書きました。軸ごとの性格はメカニカルキーボードを4軸で順位付けした記事のほうが詳しいです。

価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。

第5位LogicoolLogicool K295総合評価3.7/5

評価

静音性
4.5/5
打鍵感
2.8/5
配列の選びやすさ
4/5
携帯性
3.2/5
コスパ
4.9/5

ここが良い

  • この価格帯で静音性能は十分に実用的
  • 電池持ちが長く、レシーバー1つで完結する

ここは惜しい

  • 打鍵感は価格なりで、長時間の入力には向かない
  • キーの戻りが柔らかく、確実に押した感触が得にくい

静音設計のメンブレンキーボードです。予算が限られていて、静かさだけが要件ならこれで足ります。

この価格帯としては静音性能が十分実用的で、電池持ちも長く、レシーバー1つで完結します。「明日から会議中にメモを取りたい」という短期的な要求に対しては、最も費用対効果が高い選択肢です。

弱点は打鍵感です。キーの戻りが柔らかく、確実に押した感触が得にくいので、長時間の入力には向きません。1日8時間打つ人には勧めませんが、在宅勤務が週2日程度で、会議中のメモが主な用途なら十分に成立します。

上位モデルへの踏み台としても悪くない選択です。

価格・在庫は変動します。最新の価格はリンク先の販売ページでご確認ください。

5製品を横並びで比較する

製品比較表
項目PFUHHKB Professional HYBRID Type-Sイチオシ東プレREALFORCE R3 静音モデルLogicoolLogicool MX Keys SKeychronKeychron K8 Pro(静音軸に換装)LogicoolLogicool K295
総合評価4.7/54.6/54.3/54/53.7/5
方式静電容量無接点(静音機構あり)静電容量無接点(静音機構あり)パンタグラフ(薄型)メカニカル(ホットスワップで静音軸に交換)メンブレン(静音設計)
主な音源底打ち音が中心。戻り音はほぼ消えている底打ち音が中心。丸い音に変わる底打ち音のみ。ストロークが浅く音が短い底打ち音と筐体の反響。交換で戻り音は下がる底打ち音のみ。音量そのものが小さい
配列英語60キー/日本語69キーフルサイズ/テンキーレス、日本語配列あり日本語配列/英語配列US配列が基本。JIS版は流通が限られる日本語配列(フルサイズ)
接続USB Type-C 有線/Bluetooth 4台USB-C(モデルによりBluetooth)Bluetooth/USBレシーバー(3台切替)USB-C 有線/Bluetooth 3台USBレシーバー(ワイヤレス)
向いている人オンライン会議中に打鍵しても指摘されたくない人会社のPCと配列を揃えたまま静音化したい人ノートPCの打鍵感が好きな人打鍵感を諦めずに、できる範囲で静かにしたい人予算が限られ、静かさだけが要件の人
こんな人に静かさを最優先し、配列を変える覚悟がある人日本語配列のまま、静かさだけを手に入れたい人薄型で静かなキーボードを、現実的な価格で使いたい人メカニカルの打鍵感を残したまま音を下げたい人とにかく安く、いますぐ打鍵音を下げたい人
購入先

キーボードを買わずに音を下げる方法

製品を替える前に試せることが3つあります。

デスクマットを敷く。 これが最も手軽で効果的です。キーボードの底面と机の天板が直接接していると、打鍵の振動が天板に伝わって反響が増えます。厚手のマットを1枚挟むだけでこの経路が切れます。数千円で試せるので、買い替えの前に必ずやってください。

マイクの位置を変える。 オンライン会議が目的なら、こちらのほうが効くことがあります。ノートPC内蔵マイクは本体の振動を直接拾うため、どんなキーボードを使っても音が乗ります。外付けマイクを口元に近づけるだけで、キーボードを買い替えるより効果が出るケースは珍しくありません。

打ち方を変える。 前述のとおり底打ちしない打ち方に移行できれば、音源そのものが減ります。時間はかかりますが、費用はゼロです。

まとめ

決め方はシンプルです。「配列を変えられるか」でHHKBかREALFORCE、「打鍵感を捨てられるか」でMX Keys S、「メカニカルを諦められないか」でK8 Pro、「予算が最優先か」でK295

そして買う前に、デスクマットとマイク位置の2つを試してください。静音キーボードは効きますが、音の経路はキーボードだけではありません。数千円の対策で足りるなら、そのほうが得です。

よくある質問

「静音」と書いてあれば無音になりますか?
なりません。静音モデルが消しているのは主にキーが戻るときの音で、キーを底まで打ち付けたときの音は残ります。どの製品を選んでも、強く打てば音は出ます。とくにスペースキーとエンターキーは構造上いちばん鳴りやすく、ここは製品を替えても完全には消えません。「無音になる」ではなく「音の芯がなくなって耳につきにくくなる」と考えてください。
メカニカルの静音軸に替えれば静電容量無接点に並びますか?
並びません。静音軸は戻り音を抑えますが、底打ちの衝撃が筐体に伝わって反響する部分は残ります。静音リングを足せばさらに下がりますが、それでも静電容量無接点の静音モデルとは差があります。ただし「メカニカルの打鍵感を残したまま、できる範囲で静かにする」という目的なら十分に意味があります。目的が静かさだけなら、方式ごと変えるほうが早いです。
オンライン会議でマイクに乗らないのはどれですか?
静電容量無接点の静音モデル(HHKB Type-S、REALFORCE静音)と、薄型パンタグラフが実用ラインです。ただしマイクとキーボードの距離のほうが影響は大きく、ノートPC内蔵マイクだと本体の振動を直接拾うため、どのキーボードでも音は乗ります。外付けマイクを口元に近づけるほうが、キーボードを買い替えるより効果が出ることもあります。
打ち方で音は変わりますか?
大きく変わります。静電容量無接点方式は底まで押し込まなくても入力が確定するので、底打ちしない打ち方を覚えると音源そのものが減ります。メカニカルのリニア軸でも同じことができます。これは無料でできる対策なので、キーボードを買い替える前に一度試す価値があります。ただし数日で身につくものではなく、意識して打つ期間が要ります。
キーボード以外に静音化する方法はありますか?
デスクマットを敷くのが最も手軽で効果的です。キーボードの底面と机の天板が直接接していると、打鍵の振動が天板に伝わって反響が増えます。厚手のデスクマットを1枚挟むだけで、この経路の音が減ります。数千円で試せるので、キーボードを買い替える前の選択肢として現実的です。

この記事を書いた人

midori

ソフトウェアエンジニア。年間50製品以上のPC周辺機器を自腹で買っては机の上を作り替えている。デスクは高さ72cm、モニターアーム2本。

  • 現役ソフトウェアエンジニア(10年目)
  • 自腹購入レビュー累計200製品以上

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